藤本蓮風新刊書籍の紹介

『臨床というもの』 たにぐち書店 ¥3,000−(税抜き)


 「毎日の鍼灸診療楽しいですか?
    小生は楽しくってたまりません。
       日々新たな発見があるからです。
          難しい病、正体不明な疾患も確かにあります。
             でも焦らずたゆまず病を看てゆくと大方は解けてくる。
                問題が難しければ難しいほど解決した時の喜びは格別です。」

冒頭でこう語りかける著者は、今年臨床50周年を迎える鍼狂人こと藤本蓮風。
数多くの鍼灸臨床から得た数々の発見内容は、鍼灸医学、殊に北辰会方式として体系付け、専門書という形で多く世に問うてこられました。

今回は、難病治療を克服していく喜びや鍼の深遠さ、そして、その大いなる可能性を、この世の中に、ドクターの先生方に、鍼灸臨床家とその学生さんたちに、そして多くの病める患者さんたちに広く知ってもらいたい―――
その意気込みが強く感じられる一書となっています。

内容は、2010年6月から毎日欠かさず更新中の自身のブログ『鍼狂人の独り言』から厳選し纏めたものです。
鍼灸医学の診断のミソ、日本鍼灸の叡智、実際の臨床例から醸し出される鍼の無限の可能性、術者の心構えはいかにあるべきか、伝統と哲学、臨床から得られた数々の教訓、さらには、藤本家に代々伝わる巻物の解説や鍼灸院を開業した場合の注意点など、多岐にわたります。
そして、最後は、鍼に出会った“ありがたさ”で締めくくられています。
また、表紙や本文中に使われている花の写真の数々は著者自ら撮影したもの。自然と共にある東洋医学ならではの、四季折々の風景。
まだまだ鍼狂人は突っ走り続ける、そう予感させる元気の出る一書です。是非ご一読を!


                                
一般社団法人北辰会 学術部










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