皆さんこんにちは!ブログ課スタッフの前田です(*’ω’*)
本日は前回に引き続き
「夏季研修会」で開講された刺鍼コースについてご紹介致します!
今年から満を持して開講された刺鍼コース…(ノД`)・゜・。
その全貌を特別にまるっと公開しちゃいます!!!
目次
まずは打鍼デモ
午前は副代表・藤本新風先生による
打鍼、刺鍼デモが行われました。
最初に打鍼デモです(^o^)/
↑背部の経穴の観察をしています
↑関元穴に火曳きの鍼をしています
↑先生の鍼の技術だけでなく、
その場の優しい「雰囲気作り」にも臨床の場に出ている方々は
感慨深いものがあったのではないかと思います。
あがり症であったモデルの方が、治療後「息を深く吸えるようになった」
と驚いていらっしゃったのも印象的でした!
次に刺鍼デモ
続いて刺鍼デモに移ります(^o^)/
北辰会では橈入鍼法を正しく理解していただけるよう
アニメーションを用いて解説しています( ..)φ
鍼を刺すのは一瞬のことですが、
その一調子で行う流れの中に、力の加減や鍼のベクトルなど
様々な繊細な技術を必要とします( ..)φ
↑橈入鍼法を正しく行えば、身体が鍼を迎えいれるようにスッと鍼が刺さります
手を鍛える!3つの練習法を大公開!
正しく鍼を刺すには、
正しく手を作ることが重要となります!!
午前のデモ講義で行われた新風先生のような橈入鍼法に近づけるように、
刺鍼コースでは徹底した「手」をつくる指導が行われました(-`ω-)
↑刺鍼コースの様子
今回は刺鍼コースで行われた各練習法を
3つご紹介致します!(^^)!
①堅物通し
<用意するもの>
・厚さ3~5mmの桐板
・鍼
<方法>
桐板に鍼を旋捻する
※示指を軸に親指だけで旋捻することを徹底する
<効果>
・刺鍼全般に必要な指力を鍛えることができる
<ポイント>
・示指の指先のベクトルの延長に鍼尖がくるようにし、意識は鍼尖端におく
↑きちんと鍼尖を意識して旋捻すると、このように指の力だけで
桐板を貫通することができます。
まずは比較的柔らかい木から始めて、慣れると少しずつ硬い木にしたり
細い鍼にしたり・・・
素材を変えて訓練することもおススメです!
②固めたティッシュへの刺鍼
<用意するもの>
・ティッシュ2~3枚
・輪ゴム
・鍼
<方法>
ティッシュをくるくると丸めて鍼枕を作り、
短鍼、あるいは奇経鍼を用いて撓入鍼法の手順で刺入する
<効果>
・切皮までの上下圧をキープした状態で切皮~刺入の流れを練習できる
↑鍼枕に橈入鍼法で刺鍼しています
↑鍼枕へ一調子に刺鍼するのがとても難しい…
↑皆さん真剣な表情で黙々と鍼枕で練習しています!
!鍼先から突き刺しにいっている
!早く刺してごまかしている
!撓みを意識し過ぎている
以上の点に気を付けて日々練習あるのみです!〇(´∀`)〇
③こより作り
<用意するもの>
ティッシュを約1㎝程度に裂いたもの
<方法>
両手でティッシュをくるくると転がし、こよりを作っていく
<効果>
手の内を柔らかくしつつ、指腹にのみ力をかける訓練になる
左右の手指を同時に、協調して使う練習になる
↑両手で優しく、くるくると転がします
↑太さにムラがなく、ピンと綺麗なこよりが完成しました!
北辰会講師のM先生は何と一日に100本ものこよりを作っているんだとか…!
アンケートでは鍼枕への刺鍼や型物通しが難しく苦戦したというお声が多かったそうです!
今後訓練をやるかやらないかは自分しだい!
継続あるのみですね!
みんなで一緒に頑張りましょう〇(´∀`)〇
夏季研修会の様子を2回に渡ってお届けしたましたが、いかがでしたでしょうか?
北辰会は日々改良を重ね、
今回初めて導入された刺鍼コースも大盛況の中無事終えることが出来ました(ノД`)・゜・。
日々進化を重ねる北辰会で一緒に勉強しませんか?
会員一同お待ちしております♪
以上、ブログ課スタッフ前田でした!