インタビューアー高田 まずは、前回冬季研修会に参加した動機は何ですか?
竹本先生 動機は、これ言っていいかわからないけど、北辰会の慰安旅行!
インタビューアー そうそう、勉強だけではなく、参加者の親睦、レクリエーションの意味合いもありますよね!
竹本先生 北辰会は丁寧にしっかり実技指導していただけたり、学術がしっかりしていることだけではなくて、定例会後の飲み会の親睦の席で、治療のヒントだったり、その先生の考え方、マイブームの治療法が聞けたり、そういう部分がとても面白いんですよ。そういう意味で、北辰会の慰安旅行たる、一泊研修会、やっぱり、行くしかないでしょ!
インタビューアー まずは、親睦的な面、飲み会の席など、いろんな話が聞けることが重要であると!
竹本先生 それが一番ですよ。このネットワーク。私も北辰会のいろんな人と仲良くなりましたけど、仲良くならないといろいろ話が聞きづらいし、その場に居心地が悪いじゃないですか。そういった意味で一気に距離感を近づけるためには、この一泊研修は大いに良いじゃないですかね。「ちょっと先生!」声をかけたり、「へー、そんな風しているんですか!」なんて、気軽に話せます。
インタビューアー じゃあ実際に、いろんな先生方と親睦を深めて良かったなということも多かったんですね。
竹本先生 お酒飲んで楽しかったなということになっちゃうんですけど、その中に細々と色々なヒントがあって、「この先生こんなことしているのか!」とか「負けているけど負けてられない」そんな感じですね。
インタビューアー 親睦を深めて、コミニュケーションをとって、そして、
竹本先生 モチベーションを上げる。
インタビューアー モチベーションを上げる?
竹本先生 そう、モチベーションを上げる。いろいろな相談をする。初めて、数回しか参加したことがない先生って、一日、知らない人の中にいるのは、しんどいんじゃないですか?そういうのをぐっと距離を縮めて楽にするメリットがあります。これは普段の定例会の後の飲み会もそうですけど、そんな風に思っています。
インタビューアー 一泊で温泉に入って親睦を深めて、より距離を縮められますね。
竹本先生 そうです。
インタビューアー 前回、竹下先生にインタビューしたときも、「思い切って飛び込もう」みたいな話をされていました。
竹本先生 そうです。偉い先生方とも仲良くなれます。
インタビューアー 親睦についてお聞きしたので、続いて、会長講演、古代鍼、講義、実技、など、内容について、コメントいただけますか?まずは、会長講演から。
竹本先生 会長講演は、冬季研修会では、より気持ちが入っているなと思います。それに対して、質問すれば、答えが返ってきます。面白い話もたくさん聞けます。蓮風会長も温泉に入って、ゆっくりくつろいで、開放的になっておられます。面白い話が聞けますよ。貴重な会長講演の一つです。
インタビューアー 続いて、古代鍼講義、実技は、どうですか?
竹本先生 冬季研修会は、「徹底的に実技をやろう」がテーマにあって、昼から実技だし、夜も実技だし、そういった中で、聞きにくいこと聞けたりして、そういった雰囲気も良いんじゃないですかね。あとは、他の人が指導を受けているのを見ても勉強になることたくさんあります。定例会で刺鍼、古代鍼をやってないですから、そういう意味でもこういう冬季、夏季研修会は貴重なんじゃないですか?親睦を深めて北辰会になじめば、楽しく普段の定例会にも行けるようになりますね。普段の定例会後の飲み会にもついていくのはどうしようかなと思っている人も多いと思うんですよね、早くなじんでしまうのが絶対に良いはずです。温泉とお酒の力も借りて。
インタビューアー それに関連して、初めて参加する人へアドバイスは、ありますか?初めて、北辰会へ飛び込む人に対して。
竹本先生 見た目は怖いけど、良い人ばっかりですよ!すぐに仲良くなれます!
インタビューアー 続いて、宿泊、夜、お泊りの研修会の良さは、コメントお願いします。
竹本先生 お酒も入って皆さん打ち解けた感じで、北辰会の話ばかりでなく普段どんな治療をしているかとか、治療以外の話も、いろんな話が聞けました。そんなところも、泊りの良さじゃないですか?
インタビューアー 竹本先生は、冬季研修会では、ドクター部屋(医師の会員の部屋)でしたよね。どうでしたか?
竹本先生 水本先生の傷寒論講座がありました。いかに「自分が無知か」がわかってよかったです。水本先生、すごかったです。また、めったに会うことができない関東の先生方と幅広くお付き合いできて良かったです。東洋医学を実践されているいろんな科の先生と話しをすると、知識の幅が広がるんです。
インタビューアー 最後に一言お願い致します。
竹本先生 とりあえず飲み会などで、いろんな人とお近づきになれて、次の道が開けてきますので、、、そうですね、ドラクエで、村民に話しかける様なものですね。勇気を出して、思い切って飛び込みましょう!
インタビューアー 竹本先生長い時間ありがとうございました。