春とはいえ朝夕はまだまだ冷え込みますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2月19日(日)、今年度最後の本部定例会が大阪社会福祉会館にて開催されました。
今回もその様子をレポートしたいと思います!
目次
午前(スタンダード基礎実技) 腹診+背候診
前回の定例会と同じく、午後の腹部打鍼術に繋げるためにも、まずは体表観察の練習を行います。
午前中のテーマは「腹診と背候診」です。
初級・初中級・中級・女性班など、自分のレベルに合わせてコースを選べるので、安心ですね。
今年度の定例会から、夢分流腹診、打鍼術が多く行われるようになり、会の皆さんは益々上達してきております!
午後(エキスパート応用実技) テーマ:総合判断能力、腹部打鍼術+背候診
午後のエキスパート応用実技は、私が参加した中級コースをレポートしていきます!
中級コースでは、北辰会4年以上の方が参加します。
ここでは、日々北辰会方式として臨床を行っている方が参加し、弁証論治が求められます。。(汗)
<<ある被験者の腰痛、頭痛をどう治療するか?というシーンがありました>>
正講師の先生と受講者2人の合計3人で、被験者の身体を見ていきます。
<受講者①>
臍に横から鍼を翳した後に、右脾募の邪を散ずる鍼。
<受講者②>
左滑肉門に相曳の鍼。(槌有り)
この二人の治療後、背中は温まるものの、脈やその他の変化は大きく出ませんでした。
<正講師>
左大巨に相曳の鍼。(槌無し)
すると脈が良好な変化を起こし、被験者は「腰痛が取れた」と仰っていました。
夢分流では臓腑弁証における証明因子と共に、空間的気の偏在も診ていくのですが、臓腑弁証における主従を明確にしたうえで上下左右の気の偏在を調整できたことで、症状の緩和に繋がったものと思われます。
正講師恐るべしです。。。(TOT)
北辰会の定例会では、全国の鍼灸師や医師が集まり、日々研鑽しております。
まだ参加された事がないあなたも絶対大丈夫!!
北辰会では熱く丁寧な指導をして下さる講師の先生が沢山いますので、
良き仲間と高めていける定例会にぜひ一度お越しください( ^ω^ )
以上、本部定例会レポートでした。
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