こんにちは!
7月24日(日)にAP⻄新宿で北辰会関東支部の定例会が行われました。
今月から開始時間が10時になり、天気にも恵まれてたくさんの参加者が集まりました!
7月のテーマは「腹診・脈診」
午前はST基礎実技(腹診・脈診)
午後はEX応用実技(腹部打鍼術・脈診)
今月から午後のEX応用実技で、打鍼術の実技が始まりました。
コロナ前までの定例会では座学・体表観察がメインでしたが、今年からは夏季研修会や順雪会でしか学べなかった打鍼・古代鍼の実技も学ぶことができるようになります!
お持ちでない方は「いっしん」(https://isshin.asia/needle)よりお求め頂ける下記の物をお勧めいたします。
- 打鍼用槌:桜 or カリン or ホワイトアッシュ黒檀
- 打鍼:細ステンレス製(ø6×70mm)
今年度の定例会カリキュラムに関しては下記をご覧ください。
https://hokushinkai.info/curriculum/curriculum2
目次
○午前 デモ(腹診・脈診)
最初に坂井祐太正講師による腹診、脈診のデモンストレーションと、診察の注意点を説明して頂きました。
腹診については臓腑配当と正確な手順を踏まえることの重要性について、触り方など丁寧に解説して頂きました。
脈診については北辰会では合掌診法(患者さんに合掌してもらい脈を見る方法)を行いますが、その意義などを解説して頂きました。
○午前 基礎実技
デモの後、参加者は初級班と中級班に分かれて実技を行いました。
初級班では脈診と腹診も改めて講師の先生から、指の当て方から姿勢まで各班ごとにチェックをしてもらっています。
普段の臨床では他の人に見てもらうことがないため、我流になりがちです。
指の当て方や姿勢なども、自然と崩れていってしまっている場合がありますので、定例会に参加することによって手直しをして、明日からの臨床に活かせるようになっていきます。
○午後 デモ・応用実技
午後は応用実技です。
今月から打鍼術の実技が定例会でも開催されますが、藤本新風代表が本部(大阪)から足を運んでくださり、打鍼術のデモを行っていただきました。
患者役だった先生への、藤本新風代表のシャープな見立て。実技では下焦の部位に湿熱邪があることが考えられるので、火曳きの鍼は敢えて行わないなど、坂井祐太正講師の解説も付きながらとても分かりやすいデモでした。
○応用実技
初級班・中級班に分かれてのデモです。
初級班でも「打鍼が初めての人」「打鍼をやったことがある人」で分かれて、打鍼を初めて学ぶ人でも学びやすい環境で受けることができました。
私も初級班で参加しましたが、まずは押手の作り方から鍼を叩く槌の強さ、鍼を叩いた時に鳴る音の軽さや叩く時に押手で持っている鍼が動かないようにするなど、初学者にも分かりやすく指導していただきました。
休憩時間も自主練習の打鍼の音が鳴り響いていたのが印象的でした。笑
皆さん熱心です!
鍼灸の専門学生時代では教科書の世界の話だけで終わってしまいがちな打鍼術ですが、学ぶことで自分の臨床の幅や視野がとても広がるように感じます。
また来月以降も大阪と関東の定例会では打鍼術を学ぶことができますので、この機会に是非学んでみるのはいかがでしょうか。
定例会の受講者の声
・研修会でないとできなかった打鍼術を学べたのが良かった。班分けも習熟度別にしっかりしてもらって良かった。
・定例会で道具を使った実技は初めてでしたので、大変良かったです。またお願いします。
・4-6人の少人数でみていただけると、質問があってもすぐ丁寧にみていただけるので大変助かります。
新風先生の打鍼のところで、坂井先生が臨床的な意義をパーッと解説していってくださるのも大変勉強になりました。
古典講座ライブ配信
第13回古典に学ぶ病因病機
~『万病回春病因指南』を題材として~
「“泄瀉・痢疾”を学ぶ」
担当講師:代表理事 藤本新風
学術部長 奥村裕一
8月7日(日)10:00~11:30 ツイキャスにて配信
聴講費:2000円
2週間のアーカイブ配信もあります!
定例会
本部(大阪)
8月21日(日) たかつガーデン (事前予約8月15日迄)
10:00〜12:00 ST基礎実技(腹診・脈診)
13:30〜15:30 EX応用実技(腹部打鍼術+脈診)
支部(東京)
8月はありません。
北辰会では新規会員も随時受付中!
8月からの入会も大歓迎!!
特にe-ラーニングだけ視聴されたい方には、
“准会員Bがおススメです!
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本会員と比べてとっても手続きが簡単になっています。
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※本会員、准会員と准会員Bでは視聴できる動画の範囲が異なります。ご注意ください。