春の暖かい日射しと青空が広がる中、3月17日(日)に東京・目黒にて三旗塾主催の中医オープン講座が開催されました!
三旗塾主催で、メディアで活躍されている若林理砂先生の講演と、藤本新風代表の「北辰会の鍼術」についての講演があると聞いて、
これは行くしかないっΣ(・ω・ノ)ノ!…ということで参加してきました☆
会場内は収容人数を越えるほどのたくさんの方が集まっており、とても熱気に溢れていました(*’▽’)
目次
第1部:メディアと東洋医学の可能性を探る~SNS・オンラインサロンでの実践を通じて~
講師の若林理砂先生は、メールマガジンやSNS、オンラインサロン、テレビ・ラジオの出演、書籍出版などの経験談や失敗談を今後につながるように話して下さいました!
治療院とオンラインサロンの運営や17冊もの書籍出版などとても精力的な活動をされており、また今回のお話もとても熱意を感じるご講演でした。
そして若林先生のメディアの経験談のお話は、普段私の経験したことないことばかりで、新しい視点や気付きを得ることができました。
個人的にはオンラインサロンのお話が興味深かったです。「潜在的な東洋医学利用者というのはリアルとネット空間ではかなりの偏りが見られる」というのが印象的でした。治療院でもオンライン上でも実践されているからこそ伺えるお話だと思いました。
第2部:北辰会の鍼術~撓入鍼法を中心として~
第2部は、藤本新風代表による講義・実技が行われました。
講義は、北辰会ってどんなところ?から始まり、
北辰会の特徴的な3つ「少数鍼・鍼管を使わない・置鍼」について、今回新風代表は霊枢などの古典を根拠として出しながら解説されました。
実技デモ
今回は2人のモデル患者さんに、実際に刺鍼をされました。
まず1人目。
主訴は足の冷えとのぼせ。
簡単な問診と、顔面気色診、舌診、脈診、腹診、背侯診、原穴診など体表観察を行って、心肝気鬱証と診立て、後渓に置鍼。
そして2人目。
主訴は下歯の痛み。
問診と体表観察を行っていくと、腎虚が疑われ、追加問診。
腎虚証、肝鬱気滞証と診立て、胞肓に置鍼。
モデル患者さんお2人とも、主訴自体の変化のみならず、全身の変化を実感されていました(^^)/
また2人目のモデル患者さんからその後のご報告を頂きました!
「左下歯の痛み。腫れぼったい感覚が抜けました。腫れていたんだな~と思いました。痛みは今はゼロです。また、排便をしたら肩の張りが抜けました。」
一本の鍼でここまで良くなるのだと、実感します!
新風代表の要点絞った問診と丁寧で素早い体表観察、そして鮮やかな刺鍼。。。
一連の流れを見ることができてとても勉強になりました!!
一本鍼で治療するって難しそう、勉強大変そう、って思いますが、
今では、会長はじめ北辰会の先輩方が作ってくれた教科書がたくさんあり、また実技の指導もとても分かりやすく教えて下さいますので、とても学べる環境が整っていると思います☆
そして何より熱意溢れる先生たちと一緒に切磋琢磨して学べる環境が北辰会の魅力の1つです٩(’ω’)و
なんとっ
来年度から北辰会ではeラーニングも始まり、自宅で好きな時間に受講ができるようになります(。☉∆☉)ワァオ☆
定例会も本部支部、年に9回づつ行われ、学術ともに強化できます☆
ぜひ一度定例会に足を運んでみて下さい(^^)/
感想
中医オープン講座は盛りだくさんの内容で、流派の垣根を越えてたくさんのことを楽しく学ばせて頂きました!
様々なところで東洋医学を広めようと活動されている先生がたくさんいらっしゃることを実感します。
主催して下さった三旗塾の先生方、ありがとうございました<m(__)m>
また来年も楽しみにしています(*’▽’)
北辰会メンバーでパチリ☆
三旗塾の先生が撮って下さいました(*’▽’)
それではまた定例会でお会いしましょう(*゚▽゚)ノ
以上、ブログ課支部スタッフ小倉でした(*’ω’*)