中医学と北辰会方式の違いとは?

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こんにちは。
明けましておめでとうございます(*’ω’*)
ブログ課支部スタッフの小倉です!

年に一度の関東支部の大イベント☆
関東支部特別講演が12月17日(日)に大森にある東京衛生学園専門学校にて開催されました!

昨年の年の瀬が押し迫る中、100名を超える方々が集まって下さいました\(^o^)/
今回は、つくばのWFASを見て参加された方や専門学校の教員の先生方、鍼灸学生の他にも医師や看護師などの医療従事者の方々もご参加下さいました。
北辰会に興味をもっている方が多いことが分かり、一会員として嬉しく思います( ^ω^ )

では早速、内容に入ってまいりましょう!

目次

中医学と北辰会方式の違い

当会正講師・学術副部長の竹下有先生です!

この一年、気・血・津液・津・精・二便・飲食などの基礎中医学をスタンダードコースで学んでまいりましたが、それぞれ中医学と北辰会方式の違いを意識して、北辰会バージョンとして講義されてきました。

今年には国際疾病分類(ICD-11)の中に伝統医学の用語が入り、また日本の鍼灸学校の新教科書『東洋医学概論』も中医学ベースとなりました。

では、そもそも中医学とは何だろう…?
と、疑問に感じるところを、竹下先生は中医学の歴史から分かりやすく紐解いて解説して下さいました!
先人たちの努力のおかげで現在に至っていることを改めて感じられたように思います。

そして、中医鍼灸と北辰会方式の違いを、哲学・基礎理論・治療原則・治療手段・取穴法・手技に分けて余すところなく説明して下さいました。
違いがよく分かった、面白かった、興味を持ったのでもっと勉強したいと思った、などの声が多くありました☆

私も講義の中で興味のあった、穴性をはじめて提起された羅兆琚(1895~1945)について、自分でもネットで調べてみたら、様々なことを知ることができました!
『素問』でも穴性についての断片的な記載はありますが、それを体系的にまとめたのが羅兆琚なのだそうです。

講義を聴いて復習をしたり興味のある所を自分で調べてみたりするのも、とても勉強になると改めて思いました。

北辰会方式の舌診

関東支部長である尾崎真哉先生です!

そもそもなぜ舌を診るのでしょうか?
黄帝内経にも30篇以上の箇所に舌についての記載があるそうです。
尾崎先生は、内経の時代から舌診の歴史をたどり、また藤本蓮風代表が臨床を通して、編み出してきた北辰会方式独自の舌診の診断意義を細かく説明して下さいました。

たとえば、舌腹(舌裏)と舌背(舌上)の関係について。
患者さんを診ていても、舌腹と舌背で色の違う方も多くいらっしゃいます。。。
その色の違いは、どんなことを表しているのでしょう?

たとえば、舌腹が真っ赤で熱証を呈しているのに舌背は苔が厚く淡白気味になっている場合。
これは、深いところ、つまり体の芯の中に熱はあるが、熱があるために口が乾いたり、その他の要因で水気を余計取ったため、表面上が潤って白っぽくなった、表面だけが冷えたということです(表面というのは表証を示すのではなく裏の中で表面に近いところという意味です)。

ですので舌診では、舌背(舌上)だけで判断するのではなく、舌腹(舌裏)も必ず見なければなりません。

そして、舌背と舌腹の相関性について、尾崎先生は陰陽の消長の法則や平衡の法則などの北辰会独自の太極陰陽論を用いて分かりやすく解説して下さいました!

詳しくは『鍼灸舌診アトラス』、『鍼灸医学における実践から理論へパート3』、『鍼灸ジャーナル』をご参照ください!!

体表の声を聴く

そして最後に当会副代表の藤本新風先生です!
はじめに新風先生が臨床や指導をしてきた中で感じてきたこと・体験したことを話して下さいました。
新風先生がこのような体験談を講義でお話されるのは初めてなのではないでしょうか??(゚∀゚)
幼少の頃のお話や武術に学んだ事、その他にもさまざまな経験により学んだ事、古典に学んだ事など、貴重なお話を聞かせて下さいました(*’ω’*)

そして、タイトルにもある「体表の声を聴く」とは具体的にどんなことなのでしょうか?

  • 聞く→音声を耳にすること
  • 訊く→問いただす、とがめる
  • 聴く→うかがう、聞き入れる

つまり体表の声を聞き入れることなのであります。

体表の声が聴こえない理由を4つ挙げて下さいました。

  • 認識不足
  • 手順・フォーム
  • 思い込み
  • プライドや劣等感…

どれも耳が痛くなることばかりでありますが…(´・_・`)
例えば、思い込み。ツボの場所や広さを決めつけて診ていると、本来のツボの広がりなども感じとれなくなってしまいます。
また劣等感などの感情も、それを否定するのではなくて、その感情を抱いた自分を認めること。「雲があることを認めた上で素直に生きるのがよい」と『弁釈鍼道秘訣集』の蓮風先生のお言葉を引用して新風先生は仰って下さいました。

その他にも普段から心がけたいこと、定例会実技での意識の在り方などを話して下さいました!目からウロコ(◎_◎)

初学者の方にとっても今後の指針になるような話が伺えたのではないでしょうか☆彡 *.:*:.。.:

爽やかな白衣で実技指導にあたっているのが藤本新風先生です。

普段の講師養成クラスで指導しているときのように丁寧に教えて下さっています。
新風先生の指導を受けたあと、ツボの反応が自分でも診てとれるようになったそうです!

懇親会&忘年会

そして特別講演が終わった後は、懇親会&忘年会です(^▽^)🍸
実は・・・今回の忘年会は一味違います(゚д゚)!

ビックリ・その1

なんと、特別講演参加者が100名を超える人数でしたが、忘年会にもその半分以上の方がお集まり下さいました!!(゚ロ゚屮)屮ぉお!!

乾杯!🍻
本部から参加して下さった方や今年度会員になったばかりの方、非会員の方、そしていつも会を支えるスタッフの方々も皆さんお集まりくださいましたよ~(^O^)/

ビックリ・その2

そして今回は、先日の日本伝統鍼灸学会金沢大会において北辰会の実技セッションにご参加下さいました積聚会の高橋大希先生、藤原典往先生、東方会の横山奬先生が、忘年会にも参加して下さいましたよ(*^^*)
高橋先生、藤原先生、横山先生、来て下さってありがとうございます(^▽^)

ビックリ・その3

そして最後にサンタが登場☆

左:大越先生、中央:井添先生(本部から来て下さいました!)、右:筒井先生
メリークリスマス☆
クリスマスプレゼントを配布中です(^^)

大盛り上がりの特別講演&忘年会が、2017年の支部定例会の締めくくりです!
忘年会の準備をして下さった高田敬先生ご夫妻、ありがとうございました(*^^*)

 

そして1年間北辰会ブログを読んで下さり、ありがとうございました<m(__)m>
本年も北辰会ブログをどうぞよろしくお願い致します★,。・:*:・゚☆

以上、ブログ課支部スタッフ小倉でした(*’’ω’’*)

 

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