基礎を習得!原穴診と井穴診の実技・基礎中医学・女性カルテ

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北辰会

皆様こんにちは( ̄▽ ̄)!!

本部ブログ課スタッフのこぐまちゃんです。

2017年6月4日(日)に本部スタンダードコースが開催されました。

目次

1コマ目:基礎実技~原穴診・井穴診~

さて、北辰会の実技指導では自分の能力に応じた班を選べ、様々な講師の先生方の指導を受けることができます。

北辰会

まず、今回のデモンストレーションは、原元氣先生が披露して下さいました。
原元氣先生は輝鍼灸院の院長を務められており、治療所の名の通り、オーラが輝きまくっている先生です!(´⊙ω⊙`)マブシイ

北辰会

原穴診の手順などを解説していただき、さらにご丁寧によくある失敗例や注意点などのご指導も解説して下さいました。
ツボの触り方や指の使い方、労宮を使ったツボの捉え方等、とてもわかりやすい講義でした。

北辰会

次に井穴診です。とりわけ急性疾患においてどの臓腑経絡の異常があるのかを診る井穴診は指のつまみ方一つでも奥深く、デモで学んだ座学をいざ実践しようとするとなかなか難しい…。

実技では2人一組になって体表観察を行います。わからない点は講師の先生方が見て下さいますのでご安心を…(*´▽`*)

北辰会

こちらはダジャレの蓋世の才をもつ、“風胤堂”院長の油谷真空先生です(笑)
こちらは油谷先生が井穴をピンポイントで捉えられている様子です。

北辰会

こちらの熱いまなざしは准講師の宮本教一先生です。いつもはニコニコ顔の宮本先生ですが、ツボと向き合われるお姿は何とも勇ましい…( ^ω^)

~お昼休憩中のミニ講義~老荘思想とケルト

北辰会

講師候補であり北辰会美女のお一人、渡辺知里先生が「老荘思想とケルト」を発表して下さいました。
老子、荘子の思想と古代ヨーロッパのケルト思想の相違点のお話であったり、生き方のお話であったりと、とても興味深いお話をして下さいました。ありがとうございました。

2コマ目:基礎中医学 津液・精・神(北辰会ver)

北辰会

午後は北辰会美女の小寺映子先生の講義でした。小寺先生は“誠信鍼灸院”の院長を務められており、臨床されている先生です。優しくて声が綺麗で素敵な先生なんですよ╰(*´︶`*)╯♡
津液とはどんなものか、精の働きについて、神について等学びました。

津液の生成の話で、津液の生成は鍋とだし汁のようだ、という例えのお話がとてもわかりやすかったです!♪( ´▽`)ナルホド!イメージすることが大切なんですね。
更には小寺先生の症例の舌の写真がプロジェクターで映し出され、とても学びになる講義内容で、個人的にワクワクしながら受講させていただきました(*´∇`*)♪

津液不足の症例

北辰会

これは津液不足の舌の写真です。裂紋が特徴の写真ですね。津液と関わりが深い舌苔も禿げかかっています。
北辰会では舌診を行いますが、舌だけでも様々な情報が引き出せるんですよ。
今回の講義テーマの一つである〝津液〟の情報を引き出すための、北辰会目線での舌の見方は、臨床ですぐに使える内容でした。

更には北辰会での心神の治療のお話では癌性疼痛と密接な関わりがある話や、痛みを取るためには心神安寧がポイントであるなど…重要な話が炸裂!!とても北辰会エキスが濃い内容の講義でした٩( ‘ω’ )و

講師養成クラス

別室では、今年度2回目の講師養成クラスが開講されました!
今回の講師の先生は堀内齊毉龍先生、油谷真空先生、原元氣先生、古田久明先生です☆

講師養成クラスは北辰会方式の鍼灸を正しく理解した講師を育成し、後進の指導と多くの患者さんのお役に立つことを目指して開催されています。

雰囲気はとても和やかですが、ぴりっと締まりのある訓練場です(・`д・´)

北辰会

今回も2人一組に分かれ、3時間徹底的に体表観察の研磨が行われました。

ペア同士で全ての診察を行い、
講師の先生の診察とずれがないかを何度も繰り返し確認します。

そして指導講師と診察が違った場合は、再度確認し手で覚えてもらいます。
どうすれば正しい診察ができるのか?という指導の仕方もその際に学びます。

このように、自身の体表観察能力を向上して臨床力を上げるとともに、
指導力も身につけることにより、鍼灸の素晴らしさを後進に伝えていく講師を養成しています (•̀ᴗ•́)و ぐっ

今回学んだことも何度も反復し練習あるのみです!

3コマ目:婦人科カルテ(北辰会ver)

北辰会

こちらはイケメン部部長の足立尚哉先生です!北辰会のハニカミ王子の足立先生は優しく明るい先生で〝日本鍼灸桂翔院〟の代表であり、臨床の場でバリバリご活躍されています。
質問に対してとても優しくお答えしてくださるジェントルマンな先生です!!

さて婦人科のポイントいえば、女性は男性に比べて「血」の変動が大きいということ!→これは女性生理で毎月月経が来たり妊娠出産したりするためですね。
その為、北辰会にはオリジナルの婦人科カルテを設けてあります。

なぜ婦人科カルテが重要なのか

月経の状態は身体や病の状態・性質に大きく左右されることから女性の体質や病気を知る的確な情報を引き出す為に必要なのです。

北辰会の特徴の一つとして、〝問診事項が多い〟事があげられます。

その一部の婦人科カルテおいては、初潮から閉経の経過、おりものや妊娠出産などの様々な項目があります。

これだけでとても情報量が多いですが、そこから更に問診し、それぞれの血と虚実を踏まえながらいかに女性の月経情報を引き出すことが、女性疾患を治すポイントとなる…という内容でした。

これだけの情報量を活用するのは北辰会ならではの技術!だと思います。

講義では足立先生の華麗なる問診テクだったり、体表観察と多量の問診情報との相違点がある場合の情報のフィードバックの仕方などなど…たくさんの技術(コツ)のお話しがありました。

体表観察と問診情報のリンクさせる時なんてまるでパズルのピースをはめていくような楽しさがありますね(^o^)/

足立先生の楽しさが私にも伝わり、ついつい婦人科カルテ講義内容が多くなってしまいました(´⊙ω⊙`)笑

講義では↑の内容以上に、明日からでも臨床に使える濃い〜い婦人科カルテの説明がありました。
いやー、この問診技術は北辰会で学んで、帰ってから日々の臨床で実践して培っていくしかありませんね。

これは北辰会に行って、習得するしかない
ε= (*ノ´▽`*)ノ
ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ε=ε=ε=ε=ε=ε=ヽ( ̄д ̄;)ノ

今回の定例会もハイスペックぞろいの講義内容だったと思います。
治療家において貴重な内容が盛りだくさん…。
是非、北辰会で学んでみませんか??

これから開催予定の講義も内容ギッシリつまっていますよ(*´▽`*)b
北辰会で一緒に学んで日々の臨床に生かしてみませんか?
是非是非、お気軽にお越しくださいませ。

以上、ブログ課のこぐまちゃんがお送りいたしました(^^)/

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