北辰会唯一の宿泊型勉強会in熱海!2018

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさん、こんにちは(^O^)/
ブログ課支部スタッフの小倉です!

 

白い砂浜に青い海!!

寒桜!!


そして温泉!!


といえば、熱海(^O^)/

今年もやってきました順雪会☆冬季強化合宿☆

記念すべき20回目の順雪会。
今年は初の参加人数100人超えです( ゚Д゚)!

これまでカリキュラムになったことのない古代鍼の講義・実技もあり、打鍼もあり、
当会の講師登用試験に出題される症例から病因病理・弁証論治も学べ、
代表講演「患者さんに如何に向き合うか」も伺えて、

さらに本部支部さまざまな方と交流ができて、
2日間とっても濃い内容でした!!

 

それでは、全部まるっとご報告してまいりましょう(^o^)

目次

◆1日目(2月11日)

蓮風打鍼術の基礎

午前は山本克仁先生による「蓮風打鍼術の基礎」です。
山本先生の鍼に対する熱い思いがみなぎるご講義を東日本でも楽しく聞けて嬉しいです(*´∀`*)ノ

山本先生はポイントとなるところを繰り返し話して下さり、分かりやすかったです。
北辰会って「大切な人の今を、今後を、鍼灸で何とかしたい。」そんな熱い人たちの集まりです!!と仰っていたのがとても印象的でした。

講師登用試験B試験解説

午後は原元氣先生による「講師登用試験B試験解説」です。

神戸からお越しの原先生☆
配布資料も講義もいつも分かりやすく、時々笑いを交えながら楽しく話して下さいました(o˘◡˘o)

今回は講師登用試験B試験に出てくる症例から病因病理や弁証論治を学びました。
実際に弁証するときに自分もやってしまいがちなのが、思い込みあるある(+o+)
打撲→瘀血、閉経→腎虚、・・・
ではなくて、閉経→腎虚が本当に証明できるのか、確かめることが大事ですね!( ..)φ
実際の症例を時系列で解説していただき、それにより必要な問診や見る視点などを学ぶことが出来ました。

なぜその一穴になるのか、がとても理解しやすく、すぐに臨床に結びつく内容でした!

刺鍼強化クラス

別室では、刺鍼強化クラスも開催されました!
講師は藤本新風先生・油谷真空先生・山本克仁先生です。

刺鍼強化クラスでは、北辰会独自の刺鍼法である、撓入鍼法(とうにゅうしんぽう)を徹底的に鍛錬するクラスです。
受講するのは、北辰会で教鞭を執っていらっしゃる先生方です。

体表観察から置鍼するまでの一連の流れ、置鍼状態から抜鍼する一連の流れを、講師の先生・一緒に受講している先生方が確認し、

どこを改善すれば、より良い刺鍼ができるのかをアドバイスして頂きました!

受講された先生方からは、

  • 撓入鍼法の基本から応用まで学び直せた!
  • 自分自身では気付かない点を認識することができた!
  • 鍼の運び方・抜鍼の仕方一つで、所見が大きく変化することが分かった!

といった感想が寄せられ、今回も大好評だったようです^^

古代鍼講義・実技デモ

続いて藤本新風先生による「古代鍼講義・実技デモ」です。

北辰会として古代鍼の講義・実技は初めてのことです。
今まで治療を受けたり、先輩方の治療を見させてもらったりする中で、見よう見まねで自分なりに取り入れていた人も多い古代鍼。

それを今回手とり足とり教えて下さいました!
これは行くしかないっ!!いつ行くの?今でしょo(・ω・´o)
参加できなかった方はぜひ次回に☆

参加者全員で実技!

講義の次は実技へΣ(・ω・ノ)ノ!

打鍼初級・打鍼中級・打鍼古代鍼、それぞれのコースに分かれて担当講師のもと実技指導を受けます。


打鍼古代鍼コースでは、まず鍼を磨くところから。(☆Θ☆)キラーン
鍼を磨くと、鍼をかざしたときの感覚が変わるのが実感できます。
武士にとっての刀!鍼灸師にとっての鍼!
日頃から自分の鍼を磨いて大切に扱うことが大事ですね( ..)φ

そして打鍼、古代鍼を実際に行い、担当講師の先生に改善点を見てもらいます。
鍼をするときは手だけを使いがちですが、全身を使って鍼をすることが大事!

実技指導中の油谷真空先生(右)

順雪宴

そして夜は順雪宴!!

司会は、彗星のごとく現れた恐竜(「・ω・)「ガオー

と思ったら、松田蓮山先生☆

 

今回も参加者の皆さんのたくさんの余興もありとっても盛り上がりましたよ~(^o^)丿
蓮風代表も歌を歌って下さいましたヽ(´∀`*)ノ
そしてトリを飾ったのは原先生率いる輝鍼灸院の皆さん☆
院名の通り!皆さん輝いていました!!(*´∀`*)キラキラ
写真はマル秘ですっ(゚∀゚)

順雪宴は、いつも講義や実技で教えてくださる先生の違う一面も見られる、滅多にない機会ですよ~|ω・)チラッ
今回参加できなかった方もぜひ来年ご参加くださいませ!!(´∀`)ワクワク

★2日目(2月12日)

代表講演「患者さんに如何に向き合うか」

午前中は藤本蓮風代表による代表講演「患者さんに如何に向き合うか」です。

関東支部の先生方にとっては今年度唯一の代表講演です。
皆さん、代表のお話に耳を傾けて熱心に聴かれていました。
患者さんに真摯に向き合ってこられた、代表の一言一言が心に響きます。

治す方も治される方も、変わらない人間存在としての、医療者と患者さん。
人間の本性。
鍼をもつ心構え。
直観をやしなうとは。
そして鍼に対する愛。
鍼でもって人を治すことがどれだけすばらしいことか。

個人的には、鍼をもって患者さんと接する機会がもてていることをありがたいと感じるとともに、鍼や患者さんとの向き合い方を改めて考え直そうと思いました。

最後まで徹底実技!

そして最後に、昨日に引き続きの実技。
打鍼古代鍼コースでは、昨日に引き続き古代鍼の補法と瀉法を行いました。

気の感じ方というのも人それぞれ。
色んな感じ方を聞けて自分の感じ方を改めて見直すことができました。

押手をするときの肘の高さや角度、
重心のおき方、刺手の位置、鍼の離し方、

そういう一つ一つが衛気の動きを変えること、また浅いところを動かすということがどういう反応をもたらすのかということを改めて学んだ2日間でした。

衛気を動かすことやその場により心身は大きく動くということを体感できました。
そして日頃から意識することが大事ですね!

感想

2日間を終えて、参加者の皆さんの感想として、
とても充実した2日間だった、得られるものが多かった、濃い時間だった、楽しかった、とても良かった、来年も参加したいという声が多数寄せられました(*´∨`*)
参加者の皆さん、2日間お疲れ様でした(o´ω`)ゞ

そして最後に。
順雪会の名前の由来にもなっている、
北辰会関東支部初代支部長である、中村順一先生に感謝するとともに、
藤本蓮風代表、藤本新風副代表はじめ講師の先生方、
支部企画部長・高田敬先生はじめ支部スタッフの先生方、
ありがとうございました<m(__)m>

支部美人ぞろいの受付ヾ(´∀`)ノワーイ
ぜひ来年の順雪会にもご参加下さいませ☆
お待ちしております!
2018熱海鍼ンピック金メダル!そだねー!

以上、ブログ課小倉でした(*’ω’*)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

多くの鍼灸師・医師が学ぶ、北辰会方式の最新情報

日々の臨床において、好ましい効果が得られなかったり、

治療の根拠が曖昧になって次の打ち手に迷ったりしていませんか?

北辰会では

・中医学の理論を体系的に習得

・日本や中国を中心とした古典の学習

・鍼灸と漢方薬の基礎と応用

・多数の難病・重症の治験例・カンファレンス

・少数鍼による無駄のない負担の少ない配穴

・日本古流派の考えを取り入れた手技

・現代で求められる衛生面・インシデント予防の知識

を学ぶことができます。

これにより、今まで手に負えなかった疾患や、西洋医学でも難しいとされる疾患を治すことができます。


一般社団法人 北辰会の最新情報はこちら

SNSでもご購読できます。