北辰会方式の穴位効能、選穴とは?

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みなさまこんにちは。だんだん寒さが厳しくなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?先日11月17日(日)にお馴染み高津ガーデンにて本部スタンダートコースが行われました。

北辰会独自の穴位効能を学ぶ!!

午前の講義は経穴解説でした。

北辰会の常用兪穴についての講義です。

准講師の各務祐貴先生、飯野祐二先生が担当してくださいました(^^)/

お茶目な姿パシャリ☆彡

とっても楽しそうな写真が取れました(笑) (^O^)/

まず、講義前半は足の太陽膀胱経、少陰腎経、厥陰心包経の講義で各務祐貴先生が解説してくださいました。

流注マスターになろう!

各務先生は

“まず、流注を覚え、流れを意識することが大切”

と述べられました。

太陽膀胱経の流注では

「膝の裏から肛門に流れ膀胱、腎、心に流れる」とあり、このことを意識していれば、傷寒論の逆伝心包のメカニズムを流注で説明することができるというお話をしてくださいました( ..)φメモメモ

そのほかにも、臨床でのツボの反応や、刺鍼のポイントを教えてくださいました。

例えば、“胞肓”の臨床での反応について

虚している感じで冷えやツボがヘコヘコになっていることがある場合

ポイントは気を集めるように刺鍼する…等より擬態語を駆使されリアリティのあるツボの反応を教えてくださいました(´・ω・`)☆彡

そのほかに各務先生の胞肓にまつわる臨床のお話や、各務先生が蓮風会長の内弟子時代に会長がどのような場合に胞肓を使っていたのか等など、貴重なお話を聞かせてくださいました。

講義後半は飯野祐二先生が少陽三焦経、少陽胆経、厥陰肝経を解説してくださいました。

北辰会方式の選穴とは?

北辰会では穴位効能を重視しています。

(例えば合谷…理気疏肝・清熱解表、太衝…清肝養血等)

更には北辰会独自の空間診を意識。

あと子午陰陽も意識し、選穴します。

子午陰陽を意識した選穴とは?

一時一経、十二支に経脈が配属されています。

十二経脈が流注する循環の時刻と経路について述べた図がこちら↓

この図を用いると子午陰陽、更には表裏関係も利用できます。

例えば、

太陰脾経の膝痛…子午陰陽関係である少陽三焦経の外関穴に取穴

肝鬱気滞の頭痛…子午陰陽関係である太陽小腸経の後谿穴に取穴

更に手の少陽三焦経は手の厥陰心包経と表裏関係にあり、心包絡に効かすこともできる。

等々

このように子午陰陽や表裏の関係を用いると経穴のバリエーションが増え、より一層臨床の幅を広げることができます。

飯野先生は経穴の解説を交えながら日頃の臨床のお話や、“自分でビール飲んで酔った際に行間を使った!!”という面白い体験談の話など、貴重なお話をしてくださりとても勉強になりました。

午前の講義を終えて

今日学んだ流注、子午関係や表裏関係を用いることによって更に深みのある臨床・治療を目指そうと思いました。

更に、自分の身体を使ってツボの特性を知ることも大事なんだなと感じました。

各務先生、飯野先生ありがとうございました。

基礎実技

午後からの3時間は徹底実技研鑽です٩( ‘ω’ )و

前後半で担当の講師の先生が入れ替わり、さらに見回り役の先生も

いらっしゃるので、たくさんの指導を受けられるのが魅力です!!

腹診・空間診

まだ定例会に通い始めたあなたも、初めて行こうか悩んでいるあなたも!どうぞ安心してください(^^)/北辰会の凄腕講師陣が手を取ってゆっくりと丁寧に指導してくださいます!!

 

北辰会独自の理論である空間診!まずは臍周囲(臍の際)の反応を診ていきます!大切なのは臍一点の反応を追うことだけに集中するのではなく、人体を

大きな空間物体と捉え、滑肉門・天枢・大巨の反応なども同時にみていきます!

次に懸枢周囲の反応!(実際は第一腰椎棘突起の際の反応)

こちらも同様、懸枢周囲を中心として胃兪・三焦兪・腎兪などの反応も同時にみて、人体のどこに気の偏在があるのかをより広い視野で捉えていきます!(^^)/

最後は百会周囲の反応ですが、ここはかなりデリケートなツボなので、素早く

適切な圧で診ることがポイントです!空間診のメインは臍・懸枢・百会の3つですが、実際は他の所見も併せて総合的に判断していくことになります!!

取穴(照海・申脈・足臨泣)

後半は取穴の練習です(^^)/講師の先生が「取穴は少しのズレが効果に大きな影響を及ぼす!!」とおっしゃっていたのが印象的でした!ちなみに照海は空間診で捉えると「下前」を表します!

申脈は被験者の方が仰臥位だと、診るのに少し工夫が必要ですよね!
そういった体表観察のちょっとしたコツも学べて、明日からの臨床に役立つ技術が身につけられます!申脈は空間診では「下後ろ」にあたりますね(^^)/

足臨泣は北辰会では前臨泣(長指伸筋腱の前)と後臨泣(本来の足臨泣の位置)の2箇所を診ていき、より反応が出ている方に取穴します!足背は腱が入り組んでいて、邪と被っている場合もあるので、正確な取穴が要求されます!

講師養成クラス

別室では今年度最後の講師養成クラス(講師候補)が開催されました!今回のテーマは「体表観察・打鍼」です!!総合判断から実際に打鍼で治療まで行い、どのように変化するかを講師の先生に間近でチェックしてもらいました٩( ‘ω’ )و

以上、ブログ課こぐま&石川がお伝えいたしました!

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