1泊2日で鍼灸を徹底的に学ぶ北辰会の冬季研修会!

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こんにちは!

2月10日(日)~11日(月)、熱海で北辰会唯一の宿泊型研修会が開催されました(*’▽’)

関西や関東、四国、東北など全国から先生方が集まり、勉強と親睦どちらも深めた、とても充実した2日間となりました!!

しかも熱海では、日本で一番開花が早いと言われる桜も見ることができます♪

桜、海、温泉、そして鍼にひたった2日間をご報告いたします٩( ’ω’)و

1日目

腹診・打鍼の基礎知識


講師は、支部期待の若きエース、坂井祐太先生です(^^)/

坂井先生は、腹診の歴史や夢分流の発展、腹診の診断意義・手順、打鍼についてなど、自身の臨床を踏まえながら大事な所を分かりやすく解説して下さいました。

日本における腹診は、治療対象部位としての腹と診断部位としての腹を結びつけて独自の診断技術を発展させていきました。その中で北辰会が採用している夢分流腹診が誕生しました。

藤本蓮風会長は、夢分流腹診を単純に発掘しただけでなく、現代の臨床で使用できるよう創意工夫して発展させました。そして、北辰会方式として、その他の古流派も参考にしながら、診断治療の枠組みの中に取り入れてこられた経緯があります。

夢分流腹診を弁証に盛り込み、打鍼を行う際も弁証に基づいて行うようにし、医学として一定の訓練をすれば誰もができる世界を目指しています。

講義中、坂井先生が仰っていた

「何となくやっていると何となくしか治らない」という言葉が印象的でした。

腹診の意義を踏まえて、基本動作を身につけ、弁証論治・論理分析を怠らないことが大事ですね( ..)φメモメモ

講師登用試験(B試験)解説


講師は、竹下有先生です(^^)/

どんな時も熱くご指導下さる北辰会の学術副部長!!

北辰会では毎年講師登用試験があります。

この筆記試験に合格し、実技試験にも合格すると、講師候補や准講師となっていきます。

竹下先生が仰っていたのは、

「現状把握、的確な目標設定のためにも、講師を目指す目指さないに関わらず必ず受験するべきだ」ということ。

このB試験というのは、症例が問題となっており、この症例について病因病理・弁証・配穴などを記述していきます。

今回は咳嗽の症例。

竹下先生は模範解答を出しながら、問題作成や採点されたことを踏まえて、問題点の総括を解説して下さいました。

今回の症例を通して、肝火が主ではありながら従属病理である湿痰や血虚の存在にも注意を払うことで、主訴のみならず随伴症状も抑え、予防まで繋げることができる、ということを具体的に学ぶことができました。

また、この症例問題を解き、解説を聞くことで、自分の現状に気付くきっかけにもなり、またどう勉強していくのがよいのかも学びました!

安全確実に、失敗のないツボを選ぶ技術も大事ですね( ..)φメモメモ


講師は、いつも華麗なデモを見せて下さいます、藤本新風代表です(^^)/

代表は、古代鍼について形状や補瀉、また習得のポイントなどを解説された上で、実技デモを見せて下さいました。

習得のポイントの1つは、「古代鍼の重みを感じながら扱う」こと!

そして練習法の1つとして、衛気を感じながらのお灸を紹介して下さいました。

詳しい内容については、次回ご参加・体験していただくこととして、繰り返し練習ができ、脈診との相関性を理解しやすいので、受講生の皆さんも早速練習されていました!!

実技

冬季研修会の実技は打鍼コースと古代鍼コースの2種類があります。


新風先生から火曳きの鍼をご披露いただいております(^^)/

火曳きの鍼は、心下や脾募に詰まっている邪気を「火」と見立てて、それを関元穴に引き正気に転化させ、臍下丹田に正気が集まることで患者の心神が安定し、治療を受ける体勢を整えるという重要な役割があります。

鍼を関元に近づける前から邪の動きを意識できていないと、いつ鍼を持っていくのか、そしていつ鍼を離すのかが掴めません。

全ての土台はやはり正確な体表観察能力ですね٩( ‘ω’ )و


こちらは古代鍼コースです(^^)/

古代鍼は打鍼と比較して先端が鋭利なので、気の動きが速くなります。

一度受講しただけで、なかなかすぐに習得できるものではありません。

まずは打鍼や古代鍼に触れる機会を増やす。

そして常に鍼を磨いて、形状の異なる鍼と対比しながら気の動きの違いを感じ取る練習をしておくことの重要性を学びました٩( ‘ω’ )و

刺鍼実技

初日と2日目に渡って、正講師・准講師を対象とした刺鍼実技も開催されました。

患者さんの病を1本の鍼で治す北辰会方式の刺鍼は、一本一本が真剣勝負。

ゆえに、鍼を手に持った瞬間から、刺鍼・抜鍼まで、本当に奥が深いです。

そんな奥深い世界を、講師の新風先生・油谷先生・山本先生からは、受講生にわかりやすく伝わる言葉で、手から手へと直接教えて頂きました。

お勉強のあとは!!(順雪宴)

本部、支部の先生方がこれだけ一堂に会するのは、この順雪宴ならでは!!

普段できない交流、美味しいお食事、そしてたくさんの楽しい宴会芸!

蓮風先生も歌を披露して下さり、会場の盛り上がりは最高潮に/(^o^)\

みなさんとても有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか(^^)/

宴会終了後には、二次会部屋が設けられ、講師の先生を交え臨床の話などで盛り上がりました^ ^♫

2日目

会長講演「なぜ北辰会を作ったのか」

藤本蓮風会長からは「なぜ北辰会を作ったのか?」というテーマで、お話を頂きました。

設立するに至った時の業界の状況や、時代背景を交えながら、鍼灸に必要とされている大切な要点を、参加された先生方にお話されていました。

普段の定例会では中々語られることのない貴重な内容を聞くことのできる冬季研修会の会長講演は、今回も素晴らしい内容と感動的なお話でした。

終了後のアンケートでは

「鍼灸師を目指したときの原点に立ち戻れました」

「鍼を好きになれば自然結果はついてくるとのお話に感動」

「会長の熱い魂が伝わってきました。自分もその思いを継承して、社会に貢献してゆけたらと思いました。」

といった、心の深いところに響いたという感動の声がとても多かったです。

実技

1日目に学んだことを踏まえて、意識の置き方からもう一度復習です!

冬季研修会は一日目に出た課題をすぐ反省、整理してそのまま二日目の実技に臨むことで、より内容の濃い学習ができることが魅力です(^^)/

人で掴んだ感覚を枕の上でも何度も復習です!

「昨日できなかったことを、今日はできるように!!」

会場は初日にも増した熱気に包まれていました٩( ‘ω’ )و

こちらは古代鍼の感覚をつまようじで練習です(^^)/

いきなり鍼での実践が難しい時、色々な練習方法を教えていただけるのも北辰会の魅力ではないでしょうか!

より効果のある鍼ができるように!日々練習あるのみです٩( ‘ω’ )و

以上、各務・小倉・石川がお伝えいたしました☆

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多くの鍼灸師・医師・薬剤師が学ぶ、北辰会方式の最新情報

日々の臨床において、好ましい効果が得られなかったり、

治療の根拠が曖昧になって次の打ち手に迷ったりしていませんか?

北辰会では

・中医学の理論を体系的に習得

・日本や中国を中心とした古典の学習

・鍼灸と漢方薬の基礎と応用

・多数の難病・重症の治験例・カンファレンス

・少数鍼による無駄のない負担の少ない配穴

・日本古流派の考えを取り入れた手技

・現代で求められる衛生面・インシデント予防の知識

を学ぶことができます。

これにより、今まで手に負えなかった疾患や、西洋医学でも難しいとされる疾患を治すことができます。


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