1つの症例を皆で検討する!健忘の一症例

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こんにちは!

東京では30℃を超える暑い日が続いていますが、この暑さに負けない白熱した定例会が5月26日(日)に東京・高田馬場にて開催されました(^^)/

目次

症例レポート「健忘」

伝統鍼灸 心月院の院長で、准講師・坂井祐太先生にご登壇いただきました!

患者さんは43歳男性。

主訴は「健忘」。

4診ほどで副訴である寝つきが改善され、その後徐々に主訴も改善させていらっしゃいました(*´ω`*)

北辰会方式は1~2時間ほどの長めの問診が特徴の1つです。

患者さんの病の経過や病態、体質などをうかがいます。

坂井先生も患者さんの生まれた頃から現在に至るまでを丁寧に問診されていらっしゃいました。

今回とても印象深いのは、

会場からたくさんの質問が飛び交ったこと!

七情をどう捉えるのか、

臓腑経絡弁証の確認、

両親との関係性、

治療経過について

など、挙げ尽くせないほどの質問の嵐☆彡

坂井先生はすべて答えていらっしゃいました。

そして座長の竹下有先生からは、それぞれの質問の意図について分かりやすいように解説もしてくださり、3時間があっという間に感じるほど大盛り上がりでした(^O^)/

1つの症例を通して、さまざまな考えを話し合い追求できるのは、北辰会だからこそ。

今回の症例は、今年の日本伝統鍼灸学会で発表予定なので、続きは日本伝統鍼灸学会で!!今年は東京開催です。ぜひご参加ください(^^)/

そして今年度の定例会は、本部も支部も症例レポートや公開実技が沢山あります!

皆さまのご参加をお待ちしております☆

とても学びが多いこと、間違いなしです(^_^)

基礎実技(望診・脈診・爪甲診・取穴)

実技デモンストレーションは竹下有学術副部長です!

今回の取穴は、湿痰・湿熱に用いる蠡溝穴と豊隆穴です。

北辰会方式の蠡溝穴は、学校で習った位置と少し異なるので要注意です。

湿熱があってもどこに湿熱があるかによって実際に使用する穴は異なります。

実際に、蓮風会長が蠡溝穴で患者さんの症状改善されたところを目の前で見学

されたお話などもあり印象的でした(^^)

実技中の尾崎真哉支部長です!

実技中は講師の先生がまわってみてくれるので、分からないことなど、どんどん聞いてみましょう(^o^)丿

そして学んだことを持ち帰って自分でも練習することが大事ですね(๑`·ᴗ·´๑)

聴講生デモンストレーションは坂井祐太先生です!

聴講生の方、初めての方向けにも分かりやすく解説してもらえるので安心ですよ☆

実技中。

2人ペアになり、実際に望診・脈診・爪甲診・取穴をします。

そうそう…

もし聴講や入会を考えていて、

「知りあいがいないので参加するのは不安…」という方でも、

実技でペアになった方とそのまま仲良くなれたり、参加するうちに講師の先生に覚えてもらったりするので、1人でも心配しないで下さいね(^^)

夏季研修会申込開始☆

6月に入り、夏季研修会の申込みも受付開始となりました(^^)/

会場は大阪ですが、毎年関東支部から参加する方もたくさんいます!

打鍼・刺鍼実技をともに学びましょう(*’▽’)

ご参加お待ちしております☆

そして最後に。

今年度からブログ課支部スタッフも新しく1名増員されました(o´∀`o)ノワァーィ♪

来月より定例会の内容をパワーアップしてお届けします☆

どうぞよろしくお願い致します(^_^)

以上、ブログ課支部スタッフ小倉でした(*’ω’*)

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