日本プライマリケア連合学会・鍼灸の第一歩2019秋季 レポート

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目次

大盛況でした!

 

児玉先生のご縁で、沢山の医師の先生方に、新風先生の北辰会方式のなかなかスゴイ実技を披露する事ができました。

全体的には、医師にもっと鍼灸の事を知って頂き、患者さんの為にもっと活用されるように、
そして、医師と鍼灸師、あるいは鍼灸の関係者同士が、互いに対立するよりは協力し合えるように、
その架け橋になれるようにという主催者側の願いのもと、終始和やかで楽しい雰囲気で開催されました。

北辰会ブース

児玉和彦先生が「私の鍼体験」と北辰会の紹介をして下さり、
「鍼の本質は気を動かすこと」や「北辰会はガチで勉強する会で、勉強量がスゴイ」、「奥村先生の鍼灸の知識はハリソン(有名なごっつ分厚くて字も小さい医学書です。)20冊分以上」
などのお話で、皆さんは今までの鍼のイメージとは違うなという事を感じ取られたようでした。

その後、奥村裕一先生の解説を交えながら、藤本新風先生が短時間で手際良く問診と体表観察を行い、最後に一穴にカーンと打鍼を行うと「えっ!」という響めきが湧きました。
鍼の前後で体が変化することも感じ取って頂けたようです。

参加者の皆さんは感動と満足の面持ちで、新風先生持参の北辰会方式を勉強出来る、藤本蓮風先生の著書の数々にも興味津々でした。

時間制限のある中で、志願した被験者の方が急にお腹背中は出せませんと仰るなど(Tシャツの上からの診察となりました)、なかなか難しい状況の中での的確な診断と治療に、いつも拝見している私達も感動しました。

新風先生、スゴイ!

懇親会

有意義な意見交換と親交を深める場となりました。
大学病院で鍼灸を行なっているところも増えてきました。
脳神経外科の教授から「鍼灸は良いよ!」と鍼灸部門に紹介がある話や、産婦人科では「逆子に至陰のお灸」が一般知識になっている話など、鍼灸が治療に選択される事が増えているんだなぁと、長年の夢が叶いつつあることを今回も実感いたしました。

ちなみに「逆子」には北辰会方式ならまず打鍼ですね!
「至陰のお灸」の一手しか無ければ治らないことも多いでしょうが、弁証により他にも治療のバリエーションがある事を知っていれば、安全で、治る確率がもっと上がるはずです。
北辰会の使命は大きいと思いました!

今回のご縁を繋ぎ、素敵なお話をして下さった児玉先生に改めて感謝いたします。
また皆んなで頑張りましょう!

レポート、写真提供 : 村井 和

追記

鍼灸柔整新聞 2019年10月25日第1107号 に掲載されました。

https://hokushinkai.info/info/2019/20191031_n.pdf

 

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