学術部からの報告

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学術部報告

全日本鍼灸学会雑誌 第703号 20208

                        

文責 奥村裕一

秋の気配が実感できて来た頃、上記学会誌が届いた。

本号には、コロナ禍で中止となった第69回全日本鍼灸学会学術大会(京都大会)にエントリーされた一般演題が、誌面発表の形で収載されている。

そこで、北辰会から臨床部門として発表予定であったものを紹介しておこう。

 

一題は、石川浩之・原元氣両先生によるものである。

パニック障害に対する鍼灸治療の有効性-症例集積による検討-

パニック障害の患者90名のデーターを集積し、弁証論治による標本主従を明確にすることの重要性を指摘されている。また高い有効性も示され、今後はさらにPDSSやPASといった評価尺度も導入していきたいと結ばれている。

 

もう一題は、森岡健介先生によるものである。

帯状疱疹後神経痛(PHN)の1症例

帯状疱疹後神経痛(PHN)とは、難治性の神経障害性疼痛とされている。

症例では、投薬治療が奏功しなかった本病に対し、北辰会方式の弁証論治にて良好な結果を得ている。

鍼灸治療開始後に徐々に改善し、約5か月の施術で大幅な改善がなされている。

 

現在もコロナ禍などの影響でいろいろと活動が制限される中、オンラインでの学習で学ぶ機会が逆に増えたと、良い面に目を向ける方もおられる。

 

臨床においても症例を振り返り、まとめておくことも重要なことであり、是非この時期に多くの先生方に症例報告をして頂くよう望むものである。

 

 

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