Exライブ配信「症例解説:友人関係のトラブル後に発症した胸悶の1症例」

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みなさんこんにちは!大寒を迎え、いよいよ寒さも本格的になってきましたね(>_<)

今日は1月15日に行われましたExライブ配信のレポートです。

年始一発目から大変勉強になる症例解説で、今年の北辰会も益々楽しみになりました。

発表は大久保莉沙先生による「友人関係のトラブル後に発症した胸悶の1症例」

解説は正講師の原元氣先生と坂井祐太先生です。

患者は30代女性。

真面目な性格ゆえ、色んな事を抱え込んでしまい、情緒の問題で体調が変化しやすい印象。それでも大久保先生の丁寧な診察治療、声かけなどによって著効した症例でした。

前半部分では「他の症状と主訴との関連性」や「時系列を整理しておく重要性」などの話題が中心でした。

北辰会方式では初診時、特に時間をかけて多くの情報を収集しますが、それらを正確な病因病理構築に役立てるためには、患者さんにどういう確認が必要なのか?

自分にはなかった視点にたくさん気が付ける白熱ぶりでした。

後半からは診断・治療などに関するたくさんの意見交換がなされました。

正邪弁証において邪気実>正気虚と判断したが、大久保先生は初診時に虚中の実の穴処に対して補法を中心とした平補平瀉を選択。

その心は背後に存在する虚の側面を鑑みて、補法を中心に柔肝という形で肝気を緩める、というものでした。

このように明確な理由の基に処置を選択する必要がありますが、まさにこの処置の部分で中級者が陥りがちな課題に関して大いに話題となりました。

「虚中の実だから平補平瀉」という短絡的な思考では虚実が曖昧になり、正邪弁証もうまく活用できなくなってしまいます。

それは虚を中心とした虚中の実なのか?またその逆なのか?

そしてそのアプローチの仕方は自分の正邪弁証と整合性が取れるものなのか?

おそらく誰しも一度は直面した事があるこの課題!皆で理解を深めていきました!!

大久保先生は考察で、脈診に加えて複数の所見から、経過における標本主従の移り変わりについても提起されており、非常に臨床的かつ勉強になる症例だと感じました。

最後のまとめで、原先生と坂井先生からも今回上がった話題に関するポイントを解説いただきました。

経過良好の患者さんであっても、複数の病理が存在する場合はそれらの主従が移り変わる可能性があります。

治療者が常に気を巡らせて経過観察をするのはもちろんですが、患者さんにも日頃から体調の変化を確認してもらいながら、一緒に経過観察をしていく事の重要性を提起されていたのが印象的でした。

視聴期間終了まで何度も見て、皆でレベルアップしましょう!!( ^ω^ )

~その他講座のお知らせ~

xxx☆エキスパートライブ配信☆

2月20日(日)10時~12時
『鍼灸師が知っておくべき精神科のあれこれ』
講師:徳田裕志先生

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今回、徳田先生の精神科医目線で語られるお話を聞けるのは、とても貴重な機会だと思います!この機会をお見逃しなく!!

【詳細】
日時:2022年2月20日(日)10:00~12:00
料金:
北辰会本会員:無料(無料ライブURLは後日一斉メールにて配信)
北辰会准会員・准会員B:3000円
外部聴講:3000円

*有料ライブURL:
https://twitcasting.tv/c:hokushinkai/shopcart/118939

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