こんにちは!
8月7日(日)に第13回古典ライブ講座が行われました。
藤本新風代表と奥村学術部長による熱い講義!
今回は「泄瀉」「痢疾」についてでした。
これからの季節に増えてくる疾患なので要チェックですね!φ(‘ω’)
まずは「泄瀉」から!
目次
「泄瀉」
「泄瀉」といってもさまざまな病因があり、それぞれ特徴的な症状や体表所見がでてきます。今回は脉法指南にも触れ、病因によって異なる脈がでることと、なぜその脈がでるかを理解することの重要性を感じました。
また経過の中で「泄瀉」の病理や標本が変化しうるが、患者さんは「下痢」という表現しかしないため、「泄瀉」の病因病理の理解した上で、病状や体表所見の変化を見逃さないことが大切とおっしゃっていました。とても臨床的な話で勉強になります___φ(。_。)
次に「痢疾」について!!
「痢疾」
古典の中で、便の色について歴代の医家がそれぞれ意見をし、それを否定する論をだし、また肯定するような論をだす。その結果現代中医学では熱の位置(気・血)の違い、寒熱の違いいずれも採用し伝わっています。四診合参をし、どの立場で便の色を理解することが一番いいのか。そこの理解の深さが臨床で大きな違いになると感じました!
この他に…
奥村先生から鍼灸古流派の選穴。医門法律から背筋が伸び、補瀉の奥義に触れる内容。
代表からスキルス胃がんのかたの泄瀉の症例、15歳の潰瘍性大腸炎の症例をそれぞれの写真をみながら経過をお話ししてくださいました。
また、ほくと40号・41号で泄瀉・痢疾を学び基礎を理解したうえで講義を聞くとより理解が深まると思います。(ほくと40号・41号は8月21日まで送料無料中)
濃密な講義でアーカイブを繰り返し見ることができ、本当に勉強になりました!
アーカイブは8月21日まで見られるのであと数回は見たいと思います!!
定例会のお知らせ
8月(支部は7月)から午後のEX応用実技で腹部打鍼術の実技が行われます!
そのため参加される先生は、お持ちの打鍼用木槌と打鍼をお持ちください。
お持ちでない方は「いっしん」(https://isshin.asia/needle)よりお求め頂ける下記の物をお勧めいたします。
●打鍼用槌:桜 or カリン or ホワイトアッシュ黒檀
●打鍼:細ステンレス製(ø6×70mm)
また開始時刻が10:00〜に変更となりました。間違えの無いようお気をつけ下さい!
本部(大阪)
8月21日(日) たかつガーデン (事前予約8月15日迄)
10:00〜12:00 ST基礎実技(腹診・脈診)
13:30〜15:30 EX応用実技(腹部打鍼術+脈診)
支部(東京)
8月はありません。
~北辰会では新規会員も随時受付中~
8月からの入会も大歓迎!!
特にe-ラーニングだけ視聴されたい方には、
“准会員Bがおススメです!
・入会論文不要
・面接不要
・書類審査のみ!!
なんと!
必要書類を郵送するだけ!!
本会員と比べてとっても手続きが簡単になっています。
ぜひご参加ください!(^^)!
※本会員、准会員と准会員Bでは視聴できる動画の範囲が異なります。ご注意ください。