遅ればせながら明けましておめでとうございます(^-^)
今冬は暖冬といわれて暖かな日が続いていましたが、大寒を迎え本格的な寒さがやってきましたね。
本日は1月21日(日)に大阪たかつガーデンにて行われた本部定例会をレポート!
昨年から引き続き、シリーズ「新風代表最前線」も開講し、新年早々盛り上がりました!
目次
午前(スタンダード基礎実技)
テーマ:腹診・背候診
腹診は1年を通してスタンダード実技のテーマになっていたので、上達を実感してきている先生方も多いのではないでしょうか。
実技中心のカリキュラムになってから、講師に体表観察の指導を受けられる時間が大幅に増え、受講生同士の活発な意見交換がまた臨床能力の向上に繋がっていると思います。
北辰会方式では多面的観察を重要視します。
体表観察能力が向上してくると、先に拾った腹診の所見が背候診の所見とどういう相関性があるか?いわゆる複数の所見の繋がり合いも見えてきます。
午後:シリーズ「新風代表最前線④」
テーマ:「VULVODYNIA(ヴルヴォディニア)」の一症例
講師:藤本新風 座長:竹本喜典
午後の一発目は本日の目玉講義、新風代表最前線!!
VULVODYNIAは慢性的な外陰部痛を主症状とする疾患であり、特に一定の原因によるものではないことから、
治療困難なケースが多く、QOLを著しく低下させる危険性があると言われています。
初診時の診立ては「心肝気鬱、足厥陰肝経の鬱熱」。
鍼灸治療に八味地黄丸も取り入れながら経過観察を行う。
一定程度効果を示していたが、ある時症状が増悪。
病因病理を洗いなおし、その後著効がみられた症例でした。
治療方針が正しくとも、背後に存在する虚の存在を見落とさずにどれだけ意識できるかが重要であるという考察が印象的でした。
発表後は座長の竹本先生を中心に会場からたくさんの質問が飛び交い、さらにこの症例の理解を深めました。
VULVODYNIAは精神症状も併発しやすいと言われることから、著効した背景には新風代表の適切なコミュニケーションも重要な意味を持っていたのであろうと感じました。
午後(エキスパート応用実技)
テーマ:腹部打鍼術+背候診
午後の後半は応用実技!
午前に確認した腹診所見を元に打鍼術を行いました。
打鍼後は必ず背候診で気になっていた所見も併せて、その変化を確認。
このように常に複数の所見の繋がり合いを意識しながら体表観察を行うと、病の動きがより立体的に見えてくるので、予後まで的確に判断することができますね^ ^
定例会の後は・・・新年会!!
今年も一年よろしくお願いいたします。
「北辰会のさらなる発展と先生方の臨床能力の向上を願ってかんぱーーい!!」
朝から晩まで、ほんとうに学び多き一日に感謝です。
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