2024年6月関西部会定例会レポート!

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梅雨に入り、紫陽花が色とりどりに咲く季節となりました。雨が降るたびに新緑が一段と鮮やかになるこの時期、6月の関西部会定例会が開催されました!今回は、その模様を皆さんにお伝えしたいと思います。

目次

▪️ 午前の部:脈診・舌診

定例会にて体表観察を学ぶようになり、上達を実感してきている先生方も多いのではないでしょうか。しかし、北辰会方式では多面的観察を重要視しますので、基礎の「脈診と舌診」を疎かにしてはいけません!各ブースにて、白熱した体表観察指導が行われておりました。

▪️ 午後の部:「甲骨文字・篆文(てんぶん)からみる原穴の意義」

午後の一発目は、水上留美准講師による「甲骨文字・篆文からみる原穴の意義」でした。原穴の「原」の文字の示す意義や語源を、甲骨文字や篆文から考察されており、とても興味深い内容でした。

水上先生も講義中に仰っておりましたが、北辰会における原穴の位置付けは、「黄帝内経に則っている」ということを再確認できましたね。

▪️午後の部(エキスパート応用実技)

テーマ:腹診+腹部打鍼術

午後の後半は応用実技!午前に確認した脈診と舌診所見を元に打鍼術を行いました。打鍼後は必ず脈診で気になっていた所見も併せて、その変化を確認しました。

今回の定例会も、多くの学びと実践が詰まった内容でした。参加された皆様、お疲れ様でした!次回もさらに深い理解と技術の向上を目指して、一緒に学びましょう。

▪️夏季研修会の申し込みが始まりました!

皆様、お待たせいたしました!北辰会の夏季研修会を開催いたします。
会員の先生はもちろんのこと、非会員の先生方もぜひご参加ください!

【研修会の特徴】
夏季研修会は、打鍼コースと刺鍼コースがありますが、特に刺鍼コースは「豪鍼(ごうしん)術」を学べる唯一の機会です。
打鍼や豪鍼の技術を少人数制の環境でじっくりと学ぶことができるため、技術向上に最適な場です✨

🔹【詳細と申込み】
詳細なスケジュールや申し込み方法は、北辰会の公式サイトをご覧ください。参加枠には限りがございますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております😊

北辰会公式HPの夏季研修会受付フォームより申し込みが出来ます!↓↓
🔗【https://hokushinkai.info/

 

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