こんにちは!
10月23日(日)にAP⻄新宿にて北辰会関東支部の定例会が開催されました。
お天気も良く、気持の良い朝。多くの会員の熱気に包まれた会場となりました。
10月のテーマは「腹診・背候診」
午前はST基礎実技(腹診・背候診)
午後はEX応用実技(腹部打鍼術・背候診)
ここ2年は残念ながら打鍼研修会もなかった為、定例会で打鍼実技を学べる機会はとても貴重ですね!
また詳しいカリキュラムは下記をご参照ください。
https://hokushinkai.info/curriculum/curriculum2
目次
○午前 基礎実技(腹診・背候診)
午前中の基礎実技は、初級班と中級班に分かれて腹診・背候診を行いました。
私が参加した中級班は患者さんの主訴を聞き、問診をしていく中でこの患者さんがなぜ主訴が発症しているのかを今回のメインの腹診・背候診脈診と原穴診、舌診などの体表観察情報と合わせて考えていきました。
そこから打鍼をするのならどこの部位にどういった手技をするのか。臨床的に打鍼のみで治療をすることは少ないですが、そのように意識することでより腹診から打鍼への繋がりを感じることが出来ました。
これまでブログの中で何回も触れてきていることですが、自分が実際に体表観察をしていることを講師の先生と合っているのか擦り合わせることがとても大事だと思います。
○午後 デモ・応用実技
午後は応用実技です。
今月は本部から油谷真空先生に来て頂き、デモを披露して頂きました。
患者役の方は前日に飲みすぎていたようで(笑)体表観察の結果、大きく捉えて上実下虚の状態になっていました。
打鍼実技は華麗な手捌きで火曳きの鍼と散ずる鍼を行い、脈や原穴の反応などが良好な状態に変わりました。
今回の油谷先生の実技でとても印象的であったのは火曳きの鍼をした後に脈を診て、散ずる鍼の後に脈を診て、と手技を施す度に脈を診ていたことです。
その場で効果がなくとも脈が良くなっていればあとは生体がバランスを勝手に取ってくれるのでそれ以上は手を加える必要はないと仰っていました。
どうしても患者さんの目先の効果に目が行きがちですが、体表観察をした際に自分が指標と決めた箇所が良好な変化をしていれば、それ以上は手を施す必要はないということを改めて勉強になりました。
○応用実技
初級班・中級班に分かれて行いました。
初級班の方も段々と鍼と槌を持つ感覚や叩く感覚をつかめてきているように見えました。
皆さん熱心に練習されていたのが分かります。
中級班では午前同様に主訴を聞いて問診から体表観察をして証を決め、実際に打鍼をしました。
体表の所見がどのように変化するかを追うことがとても大事になってくるのですが、実際に講師の先生が打鍼をすると、体表所見の変化の程度が違います。
やっていること手技は同じだけども効果の出方が違うことにもっと鍛錬が必要であることを痛感し、課題も見つかったので日々の臨床で追試しようと思いました。
来月は講師登用試験ですので次回の勉強会は12月になります。
12月以降も大阪と関東の定例会では打鍼術を学ぶことができますので、是非この機会に学んでみるのはいかがでしょうか。
12月25日の支部定例会では藤本新風代表が特別講演なされます。年一回の特別代表講演には、毎年多くの本部の先生方に来て頂いています。まだ関東支部定例会に参加されたことのない本部の先生も大歓迎ですので、是非お越しください!
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