2023年5月 北辰会 支部定例会レポート

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こんにちは!

5月28日(日)に東京・西新宿で、今年度最初の関東支部定例会が開催されました!

なんと、今年度から学生班と聴講班が再開されました!今回の支部定例会では、6名の学生さんが参加してくださいました!

目次

午前 ST基礎実技

午前は基礎実技(腹診・脈診)です。

はじめに尾崎支部長による、腹診・脈診のデモが行われました。

今年度から再開した学生・聴講生の先生方も多く参加されていましたので、腹診・脈診の基礎を分かりやすく簡潔に説明してくださいました。

デモの後は、学生班・聴講班・初級班・中級班・講師候補班の各班に分かれ、体表観察を行いました。

学生班・聴講班の先生方には、基礎から丁寧に指導を行っていきます。

腹診において、表在に邪がなく深在のみに邪がある反応は、初学者には捉えにくい反応ですが、講師の佐藤達也先生が丁寧に説明しながら実技指導してくださっています。

 

こちらは中級班で脈診をしているところです。この会員さんの場合は、脈管を押さえるときに橈側に指を引いてしまっているので、脈管がズルっと尺側に逃げてしまっていました。そのせいで脈幅や重按がないように見えてしまいます。講師の竹下有先生から指導を受けた後は、脈幅も脈力もしっかり確認できたようです!

脈診は自分の指の感覚が鋭い場所(指目)で診ると分かりやすいです。指目は指頭側にある人もいれば、指腹側にある人もいます。ちょっとしたことですが、脈管を指先・指目で捉えながら、脈管に対して正確に按じて診ることで正確な脈診が出来るようになります。

 

さらに、本部から支部への派遣講師として、山本克仁先生が来てくださりました!午前は講師候補班で徹底的に指導して下さりました!

午後 EX応用実技

午後は応用実技(総合判断能力・腹部打鍼術+脈診)です。

初学者は打鍼の押手や槌の持ち方から練習を行います。その後、空中で鍼を槌で打つ練習、タオルに対して打鍼の練習を行い、基礎を一通り身につけてから実際に人の体に打鍼の練習をします。

火曳之鍼で関元(丹田)に気が集まって鍼を外す時に、集めた気をそのままズルッと抜いてしまいがちです。鍼を外す時に集めた気が散らないように、気をポンと留め置くイメージでと分かりやすく指導されていました。

中級班では、相手の主訴を聞いて一通りの体表観察を行ったのち、弁証・配穴・処置まで考えます。そして、講師の先生に体表観察と弁証・配穴・処置の確認をしていただきます。

右肝相火の沈んだ邪に対して、講師の坂井祐太先生が打鍼の相曳之鍼で処置をしています。自分の実技を指導していただくことは当然勉強になりますが、講師の先生の実技を見る・受けるのも貴重な勉強になります。

定例会で実技指導を受けるだけでなく、実際に北辰会の先生の治療院へ患者として治療を受けに行くことも強くオススメします!定例会とはまた違った学びが沢山あるはずです!

どの先生の治療院へ行こうか迷っている方は、こちらを参考にしてください。

北辰会の治療施設 – 一般社団法人北辰会

https://hokushinkai.info/organization/facility

当会が「学」・「術」ともに優れ、経験豊かであると認めた術者が施術担当をする治療院の一覧が掲載されています。

学生・聴講生で初めて北辰会定例会に参加された先生、北辰会方式で将来治療をしていきたいと思った先生、北辰会会員でまだ北辰会方式の治療を受けたことがない先生方は、実際に患者として北辰会方式の治療を受けにいきましょう!

学生会員・学生聴講生募集

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本部(大阪)の9/10・ 10/1の定例会(Cコース)

関東支部(東京)の9/24 ・10/22の定例会(Dコース)の申し込み受け中です!!

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詳しくはこちら→(https://hokushinkai.info/curriculum/curriculum2#tyoukouhi

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