eラーニングカリキュラム― CURRICULUM ―
- eラーニングの配信期間は、5月1日〜3月末(4月1日~4月末の間は配信停止)。
- 動画配信の説明書及びIDパスワードなどの設定案内は登録したメールアドレスに送信します。
- [随時配信動画]24時間いつでも視聴できます。※会員種別により視聴可能な動画違います。
- [期間限定動画]毎月1日に内容が変わり、月末まで視聴できます。※会員種別により視聴可能な動画が違います。
- [ライブ配信動画]Exライブ、Stライブがあります。※会員種別により視聴可能なライブが違います。
夏季研修会詳しくはこちら
※2022年度の開催はありません
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定例会にて体表観察を学ぶことにより、“衛気を捉える感覚”を身に付けることができます。
更に、年2回の大型研修会で “衛気を捉える感覚を刺鍼に生かす術”を学びます。
刺鍼を学ぶまでに随分時間がかかると感じられるかもしれませんが、ここが北辰会の刺鍼に対する必要かつ重要な伝統の“こだわり”でもあります。
研修内容
夢分流腹診術、蓮風打鍼術および撓入鍼法の技術習得、向上を目的とした研修会です。
時期
8月末に開催
※詳細は例年、研修会の申し込みが近づく4月頃に定例会にて告知
申込開始時期
例年6月より1カ月間、HPにて受付開始
参加資格
鍼灸師はもちろんのこと、医師を中心とした医療従事者(※1)、医療関係の学生さんも多くご参加いただいております。
※1「鍼灸師免許、医師免許、歯科医師免許のいずれかを有する者、ならびにそれらを取得するための専門学校や大学の教員や在学生」
非会員の方もお申込み可能です(☆参加枠に制限がある為、お早めにお申し込み下さい)詳細は、各コースの説明にて。
目的
体表観察能力を高め、多面的観察から治療へと繋げることを目的に行っております。
その中でも腹診は、すべての体表観察に共通する『フェザータッチ』を習得するうえで重要な要素であり、当会独特の診断法の一つでもある『空間診』を掴むうえでも肝心な診察法です。
また、打鍼の太い鍼は衛気を捉え易く、「鍼先で衛気を捉える能力」を習得することにおいて非常に大事な過程にもなっており、刺鍼技術を習得していく過程の中でも必須である!!と考えております。
北辰会の歴史上、衛気を捉えることを大事にしてきた中で、会員の次なるステップとして現在では『撓入鍼法』による刺鍼実技も行っており、より『衛気』を意識した体表観察及び打鍼・刺鍼術の実技を受けて頂くことが可能となりました。
それぞれの技術習得を確実なものにするため、コースを細かく分けております。そうすることで、各自の現状(課題や目標)に応じたコース選択をしていただくことができ、非常に学びやすい形になっております。
ぜひご参加ください!!
各コース説明
打鍼 初級コース
指導内容 | 夢分流腹診・蓮風打鍼術の基礎知識(※1 午前 座学) 夢分流腹診・蓮風打鍼術の基礎実技(午後 実技) (※担当講師が受講生を対象にデモ治療) ※1 午前中の座学は、Dr.コースの先生方にも受講していただきます。 |
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受講資格 | 初めて研修会に参加される方 非会員(鍼灸学生、医学生、有資格者)⇒ 先着20名 |
打鍼 初中級コース
指導内容 | 夢分流腹診・蓮風打鍼術各種鍼法(主に火曳の鍼・散ずる鍼)の徹底基礎指導 |
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受講資格 | 打鍼初級を必ず一回以上受けていること 蓮風打鍼術の基礎(火曳の鍼・散ずる鍼)を習得されていない方、習得したい方 |
このコースは、夢分流腹診・打鍼各種鍼法の徹底基礎指導となっており、主に火曳の鍼・散ずる鍼の習得に力を入れております。
打鍼各種鍼法における非常に重要な基礎部分となっており、『火曳の感覚がまだイマイチつかめていないという方や『散ずる鍼の槌裁きと打鍼を持っている手との動きがうまく連動しない』という方は、何度でもこちらのコースを受講ください。
打鍼 中級コース
指導内容 | 初中級で習得した基礎を踏まえた上での臨床応用(相曳・負曳・勝曳等) |
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受講資格 | ①准講師・講師候補(講師養成クラス受講者)・元准講師以上の講師経験者 ②夢分流腹診及び蓮風打鍼術各種鍼法(火曳の鍼・散ずる鍼)の基礎を習得済 |
育成統括局の事前チェックについて
①の先生方は無条件で受講いただくことができます。①に該当しない先生方が事前チェックの対象となります。
②①に該当せず、かつ昨年までに初中級コースを受講している(冬季研修会含む)
注意事項
打鍼中級コースを受講希望の方には、育成統括局の事前チェックを受けて頂きます。事前チェックさせていただいたうえで、より適切なコースへの変更をお願いする場合がございます。コース変更をお願いさせていただく方には、後日、育成統括局からご連絡いたします。チェックをクリアされた方は基礎習得済であると判断し、受講して頂くことができます。前年度チェックをクリアされた方は、再チェック不要です。中級コースのチェック日程は5月定例会にて行います。
基礎的な内容(主に腹診の基礎、火曳の鍼・散ずる鍼)を習得している自信のない会員の先生は、初中級コースにお申し込みください。
刺鍼 初級コース
指導内容 | 撓入鍼法の基本手順の理解及び基礎練習 |
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受講資格 |
打鍼中級or初中級コースを合計3回以上受講していること。 撓入鍼法各種の理解はあるものとする。 |
刺鍼 中級コース
指導内容 | 様々な撓入鍼法の臨床実践 |
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受講資格 | 准講師、講師候補、講師経験者 ※講師候補の先生方は、定例会における講師養成クラスを受講しており、且つ、刺鍼初級コースをすでに受講している方に限ります。 |
Dr.コース
指導内容 | 午前:座学(夢分流腹診 及び 打鍼術基礎) 午後:会長or代表or学術部講師陣による指導 ※午前中は、打鍼初級コースと同じ座学を受講していただきます。 |
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受講資格 | 医師、医学部学生 |
冬季研修会・順雪会詳しくはこちら-年に1度のみの定例会の勉強&実技をブラッシュアップできる宿泊型研修会-
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一般社団法人北辰会関東支部 では、毎年2月に静岡県・熱海温泉にて、藤本蓮風会長も招き、宿泊型大規模研修会「冬季研修会・順雪会(じゅんせつえ)」を開催しております。
当研修の目的は、宿泊型研修会とすることで会員同士、さらに非会員のかたとも親睦を深められると共に、毎月の定例会で習得した学術をブラッシュアップすることです。
また、特別会長講演や、冬季研修会でしか習えない古代鍼の技術習得・講師登用試験解説も目玉の1つです。(「冬季研修会のここがスゴイ!!」参照)
会員の方はもちろん、非会員の方もご参加可能の、鍼ざんまいの2日間となり、最近では参加者が100名を超えており、夏季研修会と並ぶ大きなイベントになっています!
冬季研修会のここがスゴイ!!
ポイント① 2日間の研修
冬季研修会最大のポイントは宿泊型であることです。定例会では技術・感覚の定着までなかなかいかない方も、2日間通して学習することで、より確かな技術・感覚が身に付きます。
また、様々な先生にとことん質問ができるのも宿泊型ならではかもしれません。夜間も自主練習場を開放し、教わった技術を切磋琢磨できる場所を提供しています。
ポイント② 特別会長講演
冬季研修会では藤本蓮風会長が特別講演をされます。
いまや、北辰会で会長の生の声を聞けるのは、冬季研修会のみといっても過言ではありません。
毎年、様々なテーマに沿って、最新のお話が聞ける特別講演は貴重な機会となっています。
ポイント③ 古代鍼術
北辰会の特徴でもある蓮風古代鍼術を習えるのは冬季研修会だけです!!
衛気にアプローチすることで、刺さずとも大きな効果が出る古代鍼は、打鍼とともに北辰会が重視する技術です。
また、乳幼児~小児の方、敏感体質の方、体が非常に弱っている方などに対しても古代鍼は応用できるため臨床の幅が広がります。
北辰会が重視する衛気の捉え方から鍼が接触するまで、また施術後の脈の変化を伺うまで、一連の流れを丁寧に指導致します。
ポイント④ 講師登用試験解説
北辰会では講師になるための試験がいくつかあります。
その中にB試験があり、内容は症例をもとに弁証論治~選穴までを行い、病因病理チャート図を作成する筆記試験です。
少数鍼で治療を行うには様々な弁証法を駆使して、病の本質を絞る必要があり、その思考過程を余すことなく解説してくれるのが講師登用試験解説です。
講師になる予定が無い方でも日頃の臨床で、「弁証論治が難しい」「沢山ある弁証法のどれを使っていいか分からない」「病因病理チャート図が書けない」「問診や体表観察で得た情報をどう取捨選択すればいいか分からない」など、お悩みの方は必見です!!
ポイント⑤ 豊富なコース設定
冬季研修会では各人のレベルに合わせて豊富なコースを設定しております。
全く北辰会方式をやったことのない方~経験豊富な臨床家の方まで納得のいく指導を受けて頂くことが可能です。(コース内容はコチラ)
ポイント⑥ 順雪会(宴)
冬季研修会はもともと、関東支部を立ち上げられた初代支部長である、群馬の中村順一先生(故人)を偲ぶ会として、平成10年より開催しています。「順雪会」は、中村順一先生がご健在だった頃、蓮風会長を群馬に招き講演会を開催すると、いつも記録的な大雪に見舞われたことから、「雪」と「順一」 と「北辰会」は大変縁が深いということで、現名誉会員の竹下謙先生が命名されました。
初日の夜は全員参加の宴会を行います。美味しい料理とお酒、先生方の出し物など楽しい催し物で一杯です。様々な先生方と親睦をはかれるまたとない機会となっています。
研修内容
①夢分流腹診術および蓮風打鍼術(座学&実技)の技術習得
②古代鍼術の技術習得
③撓入鍼法の技術習得(准講師・正講師のみ受講可)
④特別会長講演
⑤講師登用試験解説
研修目的
・特別会長講演による北辰会最新情報の提供
・定例会で習得した学術のさらなるブラッシュアップ
・刺さない鍼である打鍼術・古代鍼術の習得
・「衛気を捉え、気を動かす」ための体表観察技術(フェザータッチ)および鍼法の習得
・実践的な撓入鍼法の習得(受講資格:准講師以上)
・弁証論治および病因病理チャート図作成のための手引き(講師登用試験解説)
・会員内外の親睦および情報交換
上記の目的から、弁証論治を裏付けるための、「体表観察能力」および「面的観察能力」を高め、治療へつなげることを目的としております。上手な体表へのタッチは、そのまま刺鍼技術へ反映し、治療効果の大幅な向上につながります。
また、「衛気の捉え方」を学ぶことにより、刺鍼技術向上へと導き、さらなるステップアップとして「撓入鍼法」による刺鍼実技も行っております。
さらに、昼食時にはランチョンセミナーも開催されます。
スタッフ一同、2日間、鍼灸の為だけに費やす濃密な時間を提供できますようお待ちしておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております!!
各コース説明
打鍼 初級コース
指導内容 | 試験解説、打鍼座学講義、打鍼初級実技 |
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受講資格 | 初めて当会打鍼研修会に参加する方 |
打鍼初中級コース
指導内容 | 試験解説、打鍼初中級実技 |
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受講資格 | 打鍼初級コースを1回以上受けている方 |
打鍼中級コース
指導内容 | 試験解説、打鍼中級実技 |
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受講資格 | 講師候補以上又は、打鍼初中級を3回以上受け、育成統括局の事前チェックをクリアしている方 |
古代鍼コース
指導内容 | 試験解説、古代鍼、打鍼実技 |
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受講資格 | 打鍼初中級を3回以上受講している方 |
刺鍼臨床コース
指導内容 | 刺鍼臨床コース、実技指導担当 |
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受講資格 | 准講師以上 |
※会長講演、古代鍼講義・デモは共通
時期
例年2月末に開催予定。
(詳細は例年、研修会の申し込みが近づく10月頃に定例会にて告知)
申込開始時期
例年10月下旬~12月末まで、HPにて受付。
※早期割引あり
参加資格
「鍼灸師免許、医師免許、歯科医師免許のいずれかを有する者、ならびにそれらを取得するための専門学校や大学の教員や在学生のみ」非会員でも、上記の参加資格を満たしていれば参加可。)
※参加枠に制限がある為、お早めにお申し込み下さい
打鍼古代鍼販売
(株)いっしん
(一社)北辰会で用いている鍼は、ディスポ鍼 I’SSHIN撓入鍼(とうにゅうしん)として販売しております。
URL:https://isshin.asia/