eラーニングカリキュラム― CURRICULUM ―
- eラーニングの配信期間は、5月1日〜3月末(4月・8月・12月は配信停止)。
- 動画配信の説明書及びIDパスワードなどの設定案内は登録したメールアドレスに送信します。
- [随時配信動画]24時間いつでも視聴できます。※会員種別により視聴可能な動画違います。
- [期間限定動画]5月・9月・1月に内容が変わり、各3か月間視聴できます。※会員種別により視聴可能な動画が違います。
夏季研修会説明動画(Youtube)
定例会にて体表観察を学ぶことにより、“衛気を捉える感覚”を身に付けることができます。
更に、年2回の大型研修会で “衛気を捉える感覚を刺鍼に生かす術”を学びます。
刺鍼を学ぶまでに随分時間がかかると感じられるかもしれませんが、ここが北辰会の刺鍼に対する必要かつ重要な伝統の“こだわり”でもあります。
研修内容
以下の2つの技術習得と向上です。
- 撓入鍼法の技術取得
- 夢分流腹診術及び蓮風打鍼術各種鍼法の取得
※各コース受講条件を満たすことで、定例会よりもステップアップしたコースを受講可能
時期
毎年8月末に開催
※詳細は例年、研修会の申し込みが近づく4月もしくは5月頃に定例会にて告知
2024年度は9月1日(日) 2024年度 夏季研修会
2024年度の夏季研修会は台風のため中止になりました。
申込開始時期
例年6/1〜6/30頃 HPより受付開始
お申し込みはこちら→夏季研修会受付フォーム
参加資格
- 鍼灸師
- 医師を中心とした医療従事者(※1)
- 医療関係の学生さん
※1「鍼灸師免許、医師免許、歯科医師免許のいずれかを有する者、ならびにそれらを取得するための専門学校や大学の教員や在学生」
非会員の方もお申込み可能です(☆参加枠に制限がある為、お早めにお申し込み下さい)
詳細は、各コースの説明にて。
目的
体表観察能力を高め、多面的観察から治療へと繋げることを目的に行っております。
その中でも腹診は、すべての体表観察に共通する『フェザータッチ』を習得するうえで重要な要素であり、当会独特の診断法の一つでもある『空間診』を掴むうえでも肝心な診察法です。
また、打鍼の太い鍼は衛気を捉え易く、「鍼先で衛気を捉える能力」を習得することにおいて非常に大事な過程にもなっており、刺鍼技術を習得していく過程の中でも必須である!!と考えております。
北辰会の歴史上、衛気を捉えることを大事にしてきた中で、会員の次なるステップとして現在では『撓入鍼法』取得を中心に行っており、より『衛気』を意識した体表観察及び打鍼・刺鍼術の実技を受けて頂くことが可能となりました。
刺鍼コースでは、鍼で衛気を捉える感覚を身につけ、さらに守気しつつ刺鍼手技ができるように指導しております。
それぞれの技術習得を確実なものにするため、コースを細かく分けております。そうすることで、各自の現状(課題や目標)に応じたコース選択をしていただくことができ、非常に学びやすい形になっております。
ぜひご参加ください!!
冬季研修会・順雪会-年に1度のみの定例会の勉強&実技をブラッシュアップできる宿泊型研修会-
一般社団法人北辰会関東部会では、毎年2月に静岡県・熱海温泉にて、藤本蓮風会長も招き、宿泊型大規模研修会「冬季研修会・順雪会(じゅんせつえ)」を開催しております。
当研修の目的は、宿泊型研修会とすることで会員同士、さらに非会員のかたとも親睦を深められると共に、毎月の定例会で習得した学術をブラッシュアップすることです。
また、特別会長講演や、代表公開臨床、冬季研修会でしか習えない古代鍼の技術習得・講師登用試験解説も目玉の1つです。(「冬季研修会のここがスゴイ!!」参照)
会員の方はもちろん、非会員の方もご参加可能の、鍼ざんまいの2日間となり、最近では参加者が100名を超えており、夏季研修会と並ぶ大きなイベントになっています!
冬季研修会のここがスゴイ!!
ポイント① 2日間の研修
冬季研修会最大のポイントは宿泊型であることです。定例会では技術・感覚の定着までなかなかいかない方も、2日間通して学習することで、より確かな技術・感覚が身に付きます。
また、様々な先生にとことん質問ができるのも宿泊型ならではかもしれません。
ポイント② 特別会長講演
冬季研修会では藤本蓮風会長が特別講演をされます。
いまや、北辰会で会長の生の声を聞けるのは、冬季研修会のみといっても過言ではありません。
毎年、様々なテーマに沿って、最新のお話が聞ける特別講演は貴重な機会となっています。
ポイント③ 代表公開臨床
冬季研修会では藤本新風代表が公開臨床をされます。
代表の最新の臨床を学ぶことができる貴重な機会となっています。
被験者と問診者を募集し、当日は代表が追加問診をしながら、問診や病理に対して指導を含めながら解説します。その後、体表観察、病因病理、証の解説をして施術を行います。
ポイント④ 古代鍼術
北辰会の特徴でもある蓮風古代鍼術を習えるのは冬季研修会だけです!!
衛気にアプローチすることで、刺さずとも大きな効果が出る古代鍼は、打鍼とともに北辰会が重視する技術です。
また、乳幼児~小児の方、敏感体質の方、体が非常に弱っている方などに対しても古代鍼は応用できるため臨床の幅が広がります。
北辰会が重視する衛気の捉え方から鍼が接触するまで、また施術後の脈の変化を伺うまで、一連の流れを丁寧に指導致します。
ポイント⑤ 講師登用試験解説
北辰会では講師になるための試験がいくつかあります。
その中にB試験があり、内容は症例をもとに弁証論治~選穴までを行い、病因病理チャート図を作成する筆記試験です。
少数鍼で治療を行うには様々な弁証法を駆使して、病の本質を絞る必要があり、その思考過程を余すことなく解説してくれるのが講師登用試験解説です。
講師になる予定が無い方でも日頃の臨床で、「弁証論治が難しい」「沢山ある弁証法のどれを使っていいか分からない」「病因病理チャート図が書けない」「問診や体表観察で得た情報をどう取捨選択すればいいか分からない」など、お悩みの方は必見です!!
ポイント⑥ 豊富なコース設定
冬季研修会では各人のレベルに合わせて豊富なコースを設定しております。
全く北辰会方式をやったことのない方~経験豊富な臨床家の方まで納得のいく指導を受けて頂くことが可能です。
ポイント⑦ 順雪会(宴)
冬季研修会はもともと、関東支部を立ち上げられた初代支部長である、群馬の中村順一先生(故人)を偲ぶ会として、平成10年より開催しています。「順雪会」は、中村順一先生がご健在だった頃、蓮風会長を群馬に招き講演会を開催すると、いつも記録的な大雪に見舞われたことから、「雪」と「順一」 と「北辰会」は大変縁が深いということで、現名誉会員の竹下謙先生が命名されました。
初日の夜は全員参加の宴会を行います。美味しい料理とお酒、様々な先生方と親睦をはかれるまたとない機会となっています。
研修内容
①夢分流腹診術および蓮風打鍼術(座学&実技)の技術習得
②古代鍼術の技術習得
③撓入鍼法の技術習得(准講師・正講師のみ受講可)
④特別会長講演
⑤代表公開臨床
⑥講師登用試験解説
※各コース受講条件を満たすことで、定例会よりもステップアップしたコースを受講可能
時期
2月末に開催
※(詳細は例年、研修会の申し込みが近づく10月頃に定例会にて告知)
申込開始時期
例年10月下旬~12月末まで、HPより受付開始
参加資格
鍼灸師
医師を中心とした医療従事者(※1)
医療関係の学生さん
※1「鍼灸師免許、医師免許、歯科医師免許のいずれかを有する者、ならびにそれらを取得するための専門学校や大学の教員や在学生」
非会員の方もお申込み可能です(☆参加枠に制限がある為、お早めにお申し込み下さい)
詳細は、各コースの説明にて。
目的
-
・特別会長講演による北辰会最新情報の提供
・定例会で習得した学術のさらなるブラッシュアップ
・刺さない鍼である打鍼術・古代鍼術の習得
・「衛気を捉え、気を動かす」ための体表観察技術(フェザータッチ)および鍼法の習得
・実践的な撓入鍼法の習得(受講資格:准講師以上)
・弁証論治および病因病理チャート図作成のための手引き(講師登用試験解説)
・会員内外の親睦および情報交換上記の目的から、弁証論治を裏付けるための、「体表観察能力」および「多面的観察能力」を高め、治療へつなげることを目的としております。上手な体表へのタッチは、そのまま刺鍼技術へ反映し、治療効果の大幅な向上につながります。
また、「衛気の捉え方」を学ぶことにより、刺鍼技術向上へと導き、さらなるステップアップとして「撓入鍼法」による刺鍼実技も行っております。
スタッフ一同、2日間、鍼灸の為だけに費やす濃密な時間を提供できますようお待ちしておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております!!
各コース説明
古代鍼 ※会員のみ
【古代鍼初級コース】・・・古代鍼の基本手順の理解および基礎練習
◯指導内容
古代鍼をするにあたっての基礎
古代鍼の手入れから始まり、接触での補瀉の操作など
◯受講資格
・刺鍼初級コースを受講していること
・会員のみ
【古代鍼中級コース】・・・古代鍼の実践
◯指導内容
様々な古代鍼の臨床実践
◯受講資格
➀過去に講師候補以上の経験がある方。
または北辰会方式により臨床を始めており、すでに刺鍼初級を過去に受講したことがある方。
※➀の条件を満たしており、なおかつ育成運営部の実技チェックをクリアしている
※実技チェックは冬季研修会前の定例会にて実施
注意事項
古代鍼中級コースを受講希望の方には、育成運営部の事前チェックを受けて頂きます。事前チェックさせていただいたうえで、より適切なコースへの変更をお願いする場合がございます。コース変更をお願いさせていただく方には、育成統括局からご連絡いたします。チェックをクリアされた方は基礎習得済であると判断し、受講して頂くことができます。前年度チェックをクリアされた方は、再チェック不要です。中級コースのチェック日程は1月定例会にて行います。
打鍼
【初級コース】・・・打鍼の基礎を学ぶ
※非会員可
◯指導内容
腹診・打鍼の基礎実技
すべての体表観察におけるタッチの基本を学ぶに相応しい診法である腹診を中心に、レベルに応じて打鍼や各種体表観察のレベルUP
デモ治療を通じて、腹診を中心とした「多面的観察」により体表所見の変化を体験し、「気を動かす治療」を実感する
※担当講師が受講生を対象にデモ治療
※基礎座学はeラーニングにより予習
◯受講資格
初めて打鍼の講義を受講される方
※学生会員は定例会ではできない打鍼実技が受講できます。
※非会員(鍼灸学生、医学生、有資格者)
【初中級コース】・・・夢分流腹診・打鍼各種鍼法の徹底基礎指導!
※会員のみ
◯指導内容
・夢分流腹診・打鍼各種鍼法(主に火曳の鍼・散ずる鍼)の徹底基礎指導
・火曳の鍼のタイミングを掴む
・槌を正確に打鍼に当てつつ、滑らかに動かすことができるようになる
◯受講資格
定例会にて打鍼初級を必ず2回以上受けていること
蓮風打鍼術の基礎(火曳の鍼・散ずる鍼)を習得されていない方、習得したい方
※基礎内容を再度復習したい方、初級コースの内容にまだ自信が持てない方は、初級コースを再度受講
このコースは、夢分流腹診・打鍼各種鍼法の徹底基礎指導となっており、主に火曳の鍼・散ずる鍼の習得に力を入れております。
打鍼各種鍼法における非常に重要な基礎部分となっており、『火曳の感覚がまだイマイチつかめていないという方や『散ずる鍼の槌裁きと打鍼を持っている手との動きがうまく連動しない』という方は、何度でもこちらのコースを受講ください。
【中級コース】・・・打鍼の臨床応用を習得
※会員のみ
◯指導内容
初中級で行う基礎を踏まえた上での臨床応用(相曳・負曳・勝曳等)
腹診を中心とした多面的観察と、打鍼による実際の施術
四診合参および多面的観察の重要性を学び、病因病理の構築・証立てを経て、治療・効果判定までの一連の流れを理解&実践
◯受講資格
・北辰会方式により臨床を始めており、すでに初中級を過去に3回以上受講したことがある
・夢分流腹診及び蓮風打鍼術各種鍼法(火曳の鍼・散ずる鍼)の基礎を習得済
・蓮風打鍼術各種鍼法(相曳・負曳・勝曳等)を学習済み
※基礎的な内容(主に腹診の基礎、火曳の鍼・散ずる鍼)を習得している自信のない会員の先生は、初中級コースにお申し込みください
講師刺鍼コース
◯指導内容
刺鍼臨床、実技指導確認
◯受講資格
准講師以上
打鍼古代鍼販売
(株)いっしん
(一社)北辰会で用いている鍼は、ディスポ鍼 I’SSHIN撓入鍼(とうにゅうしん)として販売しております。
URL:https://isshin.asia/